小栗旬、2度の熱烈オファーで実現「恥ずかしがっても仕方がない」
2016.05.23 11:27
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俳優の小栗旬が、7月16日に放送されることが決定した「ワンピース ハートオブ ゴールド」(午後9時/フジテレビ系)にて、ゲスト声優として出演することが23日分かった。過去に一度、依頼を受けたことがあったものの、「これは自分の声じゃない方がよいかな」と思ったことがあったという小栗だが、今回は「自分の声でもできるなと思って…良い役が回ってきてよかったなと思いました」と語り、「自分なりには新しいチャレンジをしながらつくったキャラクターです。みなさんが受け止めて楽しんでくれたらと思います」と挑戦への思いをあらわにした。
映画へつながる完全新作
海賊を舞台にした壮大な世界観と個性的かつ魅力的なキャラクター、そして白熱のバトルと仲間との絆を描いたストーリーで国民的人気を博し、今年放送17年目を迎えた国民的アニメ「ワンピース」。同作は、原作者・尾田栄一郎氏が総合プロデューサーを務める約3年半ぶりの劇場版最新作「ONE PIECE FILM GOLD」(7月23日公開)の前日譚となっており、謎の秘宝“ピュアゴールド”に隠された「ある親子の絆」を描いた感動のアドベンチャーストーリー。小栗は、史上最凶のトレジャーハンター、マッド・トレジャー役。「この世界を買うことが出来る莫大な価値がある」と呼ばれる謎の秘宝ピュアゴールドを手にする方法を知っているらしいオルガ・ミスキナという少女を追い、ルフィたちもとバトルを繰り広げることになる。
「ワンピース」ならではの“語尾”に驚き
これまでテレビアニメ「RAINBOW-二舎六房の七人-」(2010年・日本テレビ)や劇場アニメ「キャプテンハーロック」(2013年)など多数の作品で主役として声優を務めた経験がある小栗。アフレコの感想を「楽しかったです! 敵役のキャラクターなので、そういう雰囲気が出せたらなと思って演じたので、うまくはまったらうれしいです」と告白した。また、自身が演じるマッド・トレジャーの「ジャララララ」という語尾の特徴には「最初台本をもらったときは“これどうしようか”と思いました(笑)」と困惑もあったようだが、「恥ずかしがっても仕方がないので最初から思い切り“ジャララララ”と言いました」と振り返った。
本当はやりたかった役が…
企画の狩野雄太氏(フジテレビ編成部)は「『どうしても小栗旬さんが敵役でルフィと対峙する姿を見てみたい』という思いもあり、今回ご出演をお願いしました」と起用理由を明かし、「予想通り、とても素晴らしい声質・演技」と絶賛。小栗本人は、「ワンピースでやるなら敵のボスをやりたいですよね。映画では敵役ボスの役を山路和弘さんが演じているんですけど、本当は山路さんの役をやりたかったです(笑)」と本音をこぼしていた。(modelpress編集部)
小栗旬コメント
Q:アフレコの感想をお願いします。A:楽しかったです! 敵役のキャラクターなので、そういう雰囲気が出せたらなと思って演じたので、うまくはまったらうれしいです。
Q:マッド・トレジャー役のビジュアルを見ていかがですか?
A:ファンキーですよね。これまでのワンピースに出てきてないキャラクターだと思います。
Q:『ワンピース』といえば敵キャラクターの語尾に特徴がありますが…
A:マッド・トレジャーは笑い声が“ジャララララ”という感じで登場するので、最初台本をもらったときは“これどうしようか”と思いました(笑)。でも恥ずかしがっても仕方がないので最初から思い切り“ジャララララ”と言いました。
Q:『ワンピース』声優のオファーが来たときはどのような気持ちでしたか?
A:すごくうれしかったです!実は一度依頼をいただいたときは、“これは自分の声じゃない方がよいかな”と思う役柄だったんですけど、今回のマッド・トレジャーなら自分の声でもできるなと思って…良い役が回ってきてよかったなと思いました。
Q:悪役を演じてみていかがでしたか?
A:どうせワンピースでやるなら敵のボスをやりたいですよね。映画『OPFG』では敵役ボスの役(ギルド・テゾーロ)を山路和弘さんが演じているんですけど、本当は山路さんの役をやりたかったです(笑)。
Q:今回の夏SPの内容についてはどのような印象ですか?
A:自分が演じたマッド・トレジャーは最凶のトレジャーハンターと言われていますが、宝に対する欲望が純粋に向かわせているだけなので、意外に憎みきれない部分もあると思います。麦わらの一味と戦って隠されている秘宝を探すので、ワンピースらしいアドベンチャーの話だと思います。
Q:視聴者へメッセージをお願いします。
A:自分なりには新しいチャレンジをしながらつくったキャラクターです。みなさんが受け止めて楽しんでくれたらと思います。ぜひご覧下さい。
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