松井玲奈、ラブシーンは「申し訳ない気持ちでいっぱい」
2016.05.18 15:19
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女優の松井玲奈が18日、都内で行われた舞台「新・幕末純情伝」の制作発表会に、お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明、演出家の岡村俊一氏らとともに出席した。ラブシーンについて「意気込んでもどうしようもないので」と笑った松井。相手役の石田が「そりゃもう、私は演出のままに」と鼻の下を伸ばした一方で、松井は「申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謙遜していた。
“ブレイク女優の登竜門”の9代目に松井玲奈
同作は、幕末の京都を舞台に、新撰組の沖田総司が実は女だったという、劇作家の故つかこうへいさんのユニークな着想のもと、1989年8月にPARCO劇場で幕を上げた人気作。“ブレイク女優の登竜門”と称され、これまで藤谷美和子・広末涼子・石原さとみ・鈴木杏・桐谷美玲・河北麻友子などを主演に迎えて幾度となく上演され続けてきた。松井玲奈「事の重大さにまだ気付いていない」
今回、9代目として沖田総司役を演じる松井は、最初にこの話を聞いたときの心境を聞かれると「嬉しかったです。自分が舞台をやることが夢の1つでもあったので、こうやってストレートな舞台ができることはすごく嬉しいなと思いました」と笑顔。錚々たる“先輩”に続くことにプレッシャーはないようで、「周りの方から『すごい舞台なんだよ』と言われるんですけど、現実的な事の重大さにまだ気付いていない状態」と心境を明かした。さらに松井は、「それだけすごい方たちがやっていて、歴史もある作品なので、共演者の皆さんや岡村さんと一緒に、その中で一番よかったと言われるものを作りたいという気持ちだけがあります」と力を込めて告白。「プレッシャーに潰されてどうしようってなるよりは、前を向いて頑張って行きたいと思います」と意気込んだ。
「自分でも涙が出てくる」
また同作を、「本を読んでいて、とくにラストのシーンは自分でも涙が出てくるようなお話」と紹介。「見ていただく方にも、そういう風に自分が思っている気持ちが伝わって、同じ気持ちになっていただけたら嬉しいなと思っております」と作品にかける想いを語った。総選挙の波乱に期待
6月から始まる同舞台にかけて、6月18日にHARD OFF ECOスタジアム新潟にて行われる『第8回AKB48選抜総選挙』についてコメントを求められた松井は「私が所属していたSKE48はいつもランクインするメンバーがたくさんいるので、今年も一番多くいろんなメンバーがランクインしてくれたら嬉しいなと思っています」と期待。予想を聞かれると「分からないんですけど、波乱が起きたら楽しいんじゃないかなと思います」と微笑んだ。同舞台は、東京・天王洲銀河劇場(6月23日~7月3日まで)、東京・紀伊國屋ホール(7月6日~17日までは)、大阪・梅田芸術劇場メインホール(7月22日~24日)でそれぞれ上演。同発表会には細貝圭、早乙女友貴、味方良介、荒井敦史、伊達暁、永田彬も出席した。(modelpress編集部)
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