有村架純「いつ恋」アナザーストーリーが完成 月9史上初の試み
2016.02.08 10:41
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歌手の手嶌葵が歌う、女優の有村架純と俳優の高良健吾が主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(毎週月曜よる9時)の主題歌「明日への手紙」のミュージックビデオが完成した。ミュージックビデオには有村が出演し、ドラマのアナザーストーリーが描かれている。
「元気でいますか 大事な人はできましたか いつか夢は叶いますかこの道の先で」という歌詞ではじまる楽曲は歌い出しからまさにドラマの世界そのもの。手嶌の切ない歌声で歌い上げられる同楽曲は、ドラマの中で故郷の町から東京の街に出てきて右も左もわからないまま一人で生きようとする主人公・音(有村)の人生と重なり、ドラマの切ないストーリーを手嶌の切なくとも、温かみある特別な声が優しく包み込んでいる。
楽曲の持つ“もがきながらも少しずつ前を向いていく”詞の世界とドラマで描かれている世界感の思いがうまく表現できたらと思いジャケット写真とミュージックビデオのトータルプロデュースをドラマプロデューサーの村瀬健氏に依頼。その結果、密接に結びついているドラマと楽曲の二つの世界が見事に紡がれることになった。
村瀬氏も「手嶌葵さんの歌う『明日への手紙』を主題歌にすると決めたときから、ミュージックビデオやCDジャケットもすべてドラマと同じ世界観で作れたら最高に幸せだと思っていました」と理想があったといい「今回、多くの方の賛同とご尽力のおかげでそれが実現したことを心からうれしく思います」と完成を喜んでいる。
音の幼少を演じるのは、ドラマでも音の幼少を演じた平澤宏々路。大人になった音は、一人ぼっちでけなげに遊ぶ過去の自分を遠くからそっと見守っている。かつての自分を優しい眼差しで見つめる音の繊細な表情や心の動きを有村が丁寧に演じている。
有村は今作を「ミュージックビデオのストーリーは音の記憶でできていて、懐かしさや、はかなさや、切なさ、優しさがたくさん感じられる内容です」と紹介し、「手嶌葵さんの、聴いた人の心を優しくしてくれる歌声と、ミュージックビデオのたくさんの気持ちを与えてくれるストーリーで、見た方はきっと心の中で何かが溶けていくような、そんな感覚に触れられるのではないかなと思います。見終わった後、記憶の中の幼き日の音を力一杯抱き締めたくなると思います」とコメント。
また、村瀬氏は「一人ぼっちだった過去の自分を見つめる現在の音を演じる有村架純さんの優しい表情は、ドラマ本編で音を演じてきたからこそ見せられる“特別な表情”でした」と撮影時の様子を明かし「撮影の際には、ドラマで音の芝居を見慣れているはずの僕が思わず泣いてしまったくらいです。同じ音ではあるのだけどドラマとは微妙に違う、アナザーストーリーならではの表情を、有村さんが見事に表現してくれています」と自信をのぞかせた。「このミュージックビデオでしか見られない、“もう一人の音”にご注目いただきたいと思います」と呼びかけている。
大切な思い出を胸に、少しずづ前を向いて進んでいく主人公の音を通して描かれたミュージックビデオは、東京という街の片隅で自分の抱える困難に縛られながらも必死にもがき、前向きに生きようとしている若者たちを描いていくドラマと見事にシンクロしている。
今作のようにドラマに登場する主人公が役柄のままで主題歌のミュージックビデオに登場し、ドラマとリンクしたエピソードを描くというのは、フジテレビ月9では初となる。(modelpress編集部)
楽曲の持つ“もがきながらも少しずつ前を向いていく”詞の世界とドラマで描かれている世界感の思いがうまく表現できたらと思いジャケット写真とミュージックビデオのトータルプロデュースをドラマプロデューサーの村瀬健氏に依頼。その結果、密接に結びついているドラマと楽曲の二つの世界が見事に紡がれることになった。
村瀬氏も「手嶌葵さんの歌う『明日への手紙』を主題歌にすると決めたときから、ミュージックビデオやCDジャケットもすべてドラマと同じ世界観で作れたら最高に幸せだと思っていました」と理想があったといい「今回、多くの方の賛同とご尽力のおかげでそれが実現したことを心からうれしく思います」と完成を喜んでいる。
ドラマのエピソード0を描く
ミュージックビデオではドラマのエピソード0(ゼロ)とも捉えられる音のアナザーストーリーが描かれている。有村が演じる大人になった音がそっと目を閉じ、幼少期の記憶の中をたどっていく。するとそこには、幼少期の音の姿が。第1話で、ドラマのファーストシーンとして描かれた、親を亡くし里子として北海道へ引き取られていく場面のまさに“前夜”の音の様子が丁寧に描かれていく。音の幼少を演じるのは、ドラマでも音の幼少を演じた平澤宏々路。大人になった音は、一人ぼっちでけなげに遊ぶ過去の自分を遠くからそっと見守っている。かつての自分を優しい眼差しで見つめる音の繊細な表情や心の動きを有村が丁寧に演じている。
有村は今作を「ミュージックビデオのストーリーは音の記憶でできていて、懐かしさや、はかなさや、切なさ、優しさがたくさん感じられる内容です」と紹介し、「手嶌葵さんの、聴いた人の心を優しくしてくれる歌声と、ミュージックビデオのたくさんの気持ちを与えてくれるストーリーで、見た方はきっと心の中で何かが溶けていくような、そんな感覚に触れられるのではないかなと思います。見終わった後、記憶の中の幼き日の音を力一杯抱き締めたくなると思います」とコメント。
また、村瀬氏は「一人ぼっちだった過去の自分を見つめる現在の音を演じる有村架純さんの優しい表情は、ドラマ本編で音を演じてきたからこそ見せられる“特別な表情”でした」と撮影時の様子を明かし「撮影の際には、ドラマで音の芝居を見慣れているはずの僕が思わず泣いてしまったくらいです。同じ音ではあるのだけどドラマとは微妙に違う、アナザーストーリーならではの表情を、有村さんが見事に表現してくれています」と自信をのぞかせた。「このミュージックビデオでしか見られない、“もう一人の音”にご注目いただきたいと思います」と呼びかけている。
撮影時のエピソード
撮影は1月下旬、早朝より撮影。その日は、くしくも東京に雪が降り積もった日で、ドラマのファーストシーンで北海道へと連れて行かれ、雪の白さに驚きの声を上げた音のストーリーと見事に合致した。とはいえど、演出上、全編を通して雪景色であるのもよいわけではなく、特にラストシーンは夕焼けを狙いたいと考えていたが、撮影を進めていくにつれ、徐々に天候は回復。そして、ラストシーンを撮る頃には空は完全に晴れ上がり、狙っても撮れないような叙情的な夕暮れの中でクランクアップとなった。ドラマとシンクロ 月9初の試み
「手紙」や「都会に咲く花」など、ドラマの中にも出てくるアイテムも随所に登場。ふとしたときに安らぎや温かみを感じるこれらのアイテムが、ジャケットデザイン同様にドラマ本編と同じ世界感を共有している。大切な思い出を胸に、少しずづ前を向いて進んでいく主人公の音を通して描かれたミュージックビデオは、東京という街の片隅で自分の抱える困難に縛られながらも必死にもがき、前向きに生きようとしている若者たちを描いていくドラマと見事にシンクロしている。
今作のようにドラマに登場する主人公が役柄のままで主題歌のミュージックビデオに登場し、ドラマとリンクしたエピソードを描くというのは、フジテレビ月9では初となる。(modelpress編集部)
有村架純コメント
「明日への手紙」のミュージックビデオのストーリーは音の記憶でできていて、懐かしさや、はかなさや、切なさ、優しさがたくさん感じられる内容です。手嶌葵さんの、聴いた人の心を優しくしてくれる歌声と、ミュージックビデオのたくさんの気持ちを与えてくれるストーリーで、見た方はきっと心の中で何かが溶けていくような、そんな感覚に触れられるのではないかなと思います。見終わった後、記憶の中の幼き日の音を力一杯抱き締めたくなると思います。
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