松岡茉優、綾野剛からコスプレ要求も「辞退しました」

1日、神奈川・パシフィコ横浜で開催された「たまひよファミリーパーク」のトークショーに出演。現在放送中のドラマ「コウノドリ」（TBS系／毎週金曜よる9時）で共演中の綾野について「ものすごくお茶目」と撮影現場での様子を明かした松岡。綾野は先月31日、同ドラマの共演者である星野源と2人で、ハロウィンにちなんで女優の吉田羊が演じる助産師役に扮したコスプレ写真をSNSにて公開したが、松岡は「“綾野剛全力のハロウィン”を見ていただけたら嬉しいです！」とメッセージを送ると同時に、産婦人科医・鴻鳥サクラ役を演じる綾野からコスプレ写真への参加を頼まれており、「『サクラをやって欲しい』というオファーが直々に来たのですが、髪型が無理だなと思って辞退しました」と明かした。



綾野は劇中で刈り上げでパーマをかけた髪の毛をぼさぼさにしているが、松岡は「あの髪の毛にしたら、次の日に撮影ができないと思いましたので」と現場で迷惑を掛けてしまうことを避け、コスプレを断念したと説明。綾野は役作りのために1週間に1回は必ず刈り上げており、パーマをかけた髪の毛を立たせることにも力を注いでいるようだが、「本当にこだわり抜かれた髪型なんです」と綾野の俳優魂を絶賛していた。

出産願望に変化？「白紙になりました」

同イベントは、妊婦や赤ちゃん、未就学児童を対象としたイベント。会場には、赤ちゃんやその家族たちが詰め掛け、「赤ちゃんが大好き」という松岡は、ステージ上から満面の笑みを浮かべ、小さな子どもたちに手を振っていた。「赤ちゃんは、愛しくて、愛しくて仕方のない存在」とにっこり。

そんな松岡は「もともとすごく出産願望が強くて、15歳くらいの頃から子供は絶対に3人欲しいと思いながら生きてきました」と切り出したが、出産に関するリスクやアクシデントにも切り込む同作の原作を読み、「いったん白紙になりました」と出産願望に変化が起きたことを告白。「産みたくなくなったとか、怖くなったというわけではなくて、私にはここまでの覚悟はまだないし、年齢的なことも経済的なこともありますけれど、1人の命を育てるという覚悟も責任力も何もないということに気が付きました。軽々しく、『欲しい』と言えないという気持ちが強く生まれました」と真剣な面持ちで思いを言葉にした。

「『コウノドリ』を読んで、プラスの意味で、私の未来予想図がいったん白紙になりました。人としてちゃんと考えるようになりました」と話す松岡は、白紙になった「未来予想図」については「大人になる上で、折に触れて考えていけたらいいなと思います」とコメント。「ハタチという大人の第1歩の年に『コウノドリ』に出会えて幸福です」と笑顔を見せた。

また同イベントには、「コウノドリ」原作者の鈴ノ木ユウ氏も出席した。（modelpress編集部）