上川隆也「エンジェル・ハート」主人公は「やってもやっても大きな存在」―不安跳ね飛ばす役作り
2015.10.11 08:00
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俳優の上川隆也が主演を務める日本テレビ系ドラマ『エンジェル・ハート』(毎週日曜よる10時30分※初回85分スペシャル)が、10月11日よりスタート。人気漫画の実写ドラマとあり、原作ファンからの期待値も高い本作に、上川はどんな心境でのぞんでいるのだろう―。
累計5000万部超の販売実績を誇る伝説のハードボイルドコミック『シティーハンター』の原作者・北条司氏が、その世界観をもとに新たなパラレルワールド作品として描いた同作。
物語は一見お調子者の男だが、本当の正体はシティハンターと呼ばれる凄腕のスイーパー(始末屋)である主人公・冴羽獠(上川)の相棒で最大の理解者・槇村香(相武紗季)が不慮の事故に遭い、亡くなってしまうところからスタート。脳死状態の香の心臓が移植されることによって一命をとりとめ、蘇ったという香瑩(三吉彩花)を新たなヒロインに迎え、「人間愛」や「家族愛」、そして現代社会で忘れられがちな人間同士の真の心の触れ合いをテーマに、すべての世代が楽しめるエンターテインメントドラマを描く。
もともと原作ファンだったという上川は、冴羽を演じる毎日を「役者としての自分を見直すことができる新鮮な時間」と話す。「いろんな役どころを演じられる機会を頂けたのも、役者としての20年という時間がもたらしてくれたもの。今の年齢で、まだ漫画の主人公を演じることができるという、なんともチグハグな取り合わせが、僕という役者のキャリアにまたひとつ加わる」と、冴羽との出会いに喜びを噛み締める。
一方で、プレッシャーも少なからずあるはず。「日々どうしたら冴羽獠になれるのか、考えない日はないです。冴羽獠は、やってもやっても大きな存在。『これでいいのか?』とカット毎に思いながら演じてます。『何となくいる』ことは許されない、トライ&エラーの日々が面白いです。こうした思いも刺激的で楽しい作業。こんなにアクティブにいられることが新鮮です」。
前作『花咲舞が黙ってない』の撮影が終わった7月から約2ヶ月、食事管理や2日に1回の集中したウエイトトレーニングに励み、体脂肪率は10%を切るほどにまで鍛え上げた。「ここまで体を役に近づけられたことは、自分の支えになった。カメラの前に冴羽獠として立つことへの引け目のようなものを少しでも減らしてくれる糧になった。冴羽獠としてどう振る舞うか、マイナス方向に思い悩むこともなく、演技に集中できる」とプレッシャーをはねのける気持ちにもつながった。
ヒロインを演じる三吉とは初共演。「もともとモデルをされていることは存じていたんですが、現場ではそれを忘れるんですよね。次の日にモデルの仕事があったとしても、アクションのシーンや体当たりの演技に一切手を抜かないんです。怪我するかもしれないのに。本当に体当たりに役に向き合う心構えは感心すら覚えます。お見逸れしましたという感じ」と“女優”三吉彩花を絶賛する。
亡き“最愛のパートナー”相武については「とても大人。以前から感じていた明るさや可憐さはそのままに、今は、たおやかさが加わって、りょうと香の関係がとても大人に見えるお芝居をされる。作品のグレードを上げてくださっているように感じます」。
幼少期から、三吉演じる香瑩とともに、暗殺部隊として育てられた青年・劉信宏(リュウシンホン)を演じるのは三浦翔平。「ドラマではハードな殺し屋を演じてくれています。すごく難しい役なんですけど、彼の熱量がすごい。僕とは敵対シーンも多いので、その時ばかりはピリッとした空気が流れるほどです。ちょっとコミカルな部分もあるキャラクターですから、今後彼がどこまで趣を変えて演じてくれるのか楽しみ」と期待を寄せていた。
「それぞれのキャラクター性や関係性がしっかり描かれている。きっと楽しくご覧いただける出来になっていると思います。多くの方の期待を裏切らない、熱のある作品。是非腰を据えて第1話から楽しんで欲しいです」と胸を張った。(modelpress編集部)
物語は一見お調子者の男だが、本当の正体はシティハンターと呼ばれる凄腕のスイーパー(始末屋)である主人公・冴羽獠(上川)の相棒で最大の理解者・槇村香(相武紗季)が不慮の事故に遭い、亡くなってしまうところからスタート。脳死状態の香の心臓が移植されることによって一命をとりとめ、蘇ったという香瑩(三吉彩花)を新たなヒロインに迎え、「人間愛」や「家族愛」、そして現代社会で忘れられがちな人間同士の真の心の触れ合いをテーマに、すべての世代が楽しめるエンターテインメントドラマを描く。
もともと原作ファンだったという上川は、冴羽を演じる毎日を「役者としての自分を見直すことができる新鮮な時間」と話す。「いろんな役どころを演じられる機会を頂けたのも、役者としての20年という時間がもたらしてくれたもの。今の年齢で、まだ漫画の主人公を演じることができるという、なんともチグハグな取り合わせが、僕という役者のキャリアにまたひとつ加わる」と、冴羽との出会いに喜びを噛み締める。
一方で、プレッシャーも少なからずあるはず。「日々どうしたら冴羽獠になれるのか、考えない日はないです。冴羽獠は、やってもやっても大きな存在。『これでいいのか?』とカット毎に思いながら演じてます。『何となくいる』ことは許されない、トライ&エラーの日々が面白いです。こうした思いも刺激的で楽しい作業。こんなにアクティブにいられることが新鮮です」。
徹底した役作りが「引け目を減らしてくれる」
ハードボイルドな仕掛けやサスペンス性に加え、ハートウォーミングなエピソードでストーリーが展開する本作では、迫力のアクションシーンも。そのため「ここまで鍛えたのは初めて」というほど本格的なウエイトトレーニングに臨み、ビジュアル面でも冴羽にアプローチした。「まだまだ自分が役者として役に近づく新しいバリエーションが得られるんだと再認識できる機会でもありました」。前作『花咲舞が黙ってない』の撮影が終わった7月から約2ヶ月、食事管理や2日に1回の集中したウエイトトレーニングに励み、体脂肪率は10%を切るほどにまで鍛え上げた。「ここまで体を役に近づけられたことは、自分の支えになった。カメラの前に冴羽獠として立つことへの引け目のようなものを少しでも減らしてくれる糧になった。冴羽獠としてどう振る舞うか、マイナス方向に思い悩むこともなく、演技に集中できる」とプレッシャーをはねのける気持ちにもつながった。
豪華キャストが集結 撮影現場の雰囲気は?
作品とまっすぐに向き合う上川の脇を固めるのは、ヒロイン役の三吉をはじめ、相武、三浦翔平、ブラザートム、高島礼子と、個性と実力を兼ね備えた豪華な顔ぶれ。上川に撮影現場の雰囲気や共演者の印象を聞くと、明るく和やかな現場の様子が伝わってくるような、にこやかな表情で語ってくれた。ヒロインを演じる三吉とは初共演。「もともとモデルをされていることは存じていたんですが、現場ではそれを忘れるんですよね。次の日にモデルの仕事があったとしても、アクションのシーンや体当たりの演技に一切手を抜かないんです。怪我するかもしれないのに。本当に体当たりに役に向き合う心構えは感心すら覚えます。お見逸れしましたという感じ」と“女優”三吉彩花を絶賛する。
亡き“最愛のパートナー”相武については「とても大人。以前から感じていた明るさや可憐さはそのままに、今は、たおやかさが加わって、りょうと香の関係がとても大人に見えるお芝居をされる。作品のグレードを上げてくださっているように感じます」。
幼少期から、三吉演じる香瑩とともに、暗殺部隊として育てられた青年・劉信宏(リュウシンホン)を演じるのは三浦翔平。「ドラマではハードな殺し屋を演じてくれています。すごく難しい役なんですけど、彼の熱量がすごい。僕とは敵対シーンも多いので、その時ばかりはピリッとした空気が流れるほどです。ちょっとコミカルな部分もあるキャラクターですから、今後彼がどこまで趣を変えて演じてくれるのか楽しみ」と期待を寄せていた。
「それぞれのキャラクター性や関係性がしっかり描かれている。きっと楽しくご覧いただける出来になっていると思います。多くの方の期待を裏切らない、熱のある作品。是非腰を据えて第1話から楽しんで欲しいです」と胸を張った。(modelpress編集部)
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