吉田鋼太郎、連ドラ初主演で“バツ3”役に　高畑充希ら豪華キャスト発表

昨年末に同局にて1時間30分に渡る特別番組として放送した、吉田主演の「東京センチメンタル」。本作は、東京・言問橋の老舗和菓子屋「くるりや」の吉田演じる職人・久留里卓三が繰り広げる日常を描いた、完全オリジナル脚本のドラマ。東京の下町でひょんなことから女性に出会い、ほんのひとときをその女性と一緒に過ごす“バツ3のちょこっとだらしない男”卓三の淡い恋心が、昔から変わらない町の景色の中で描かれる、ちょっぴり切なくてノスタルジックな気分になるような大人のストーリーである。

吉田は初の連ドラ主演オファーを受け、「お話を頂いた時は、俄には信じられない気持ちでした。大変光栄な身に余る事だと思うと同時に、是が非でも皆さんに喜んでいただけるドラマにしなければ、自分が主役をいただいた意味がないぞと、身の引き締まる思いでした」としみじみコメント。「やれる限りの事をやりつつ、途中で息切れしないように、ある程度久留里卓三という役を楽しみながらやっていこうと思っています」と意気込みを語り、自身の役どころについて「すぐに恋に落ちてしまうのが弱点でしょうか。知り合った女性が、自分に気があると思い込むのが特技です。酒好き女好き、そして自由が好き。まるで吉田鋼太郎自身のような人物です」と魅力をアピールした。

高畑充希ら豪華キャストが出演決定

このほか共演者には、前作に続きNHK朝ドラのヒロインに決まった今注目の若手女優・高畑充希が「くるりや」のアルバイト店員・須藤あかね役を、個性派俳優・ラーメンズの片桐仁が卓三の昔なじみで理容店の店主・柴田幸吉役を演じる。そして、この連ドラ化にあたりレギュラーキャストとして、久留里卓三の過去を知る謎多き女性・玲子役に大塚寧々を新たに迎えることも決定した。

高畑は「ドライで肝が座っていて、ちょっぴりチャーミングなあかねちゃんに再会出来てとても嬉しいです。のんびりほっこり、頑張ります！」と気合十分で、片桐も「東京の色んな町（特に東東京）も見れるし、毎回ゲストで出る女優さんはキレイだし、楽しみっす！」と期待に胸を膨らませる。今回から出演する大塚は「今までの雰囲気を壊さないように頑張りたいと思います。頂いている（途中までの）台本の中で感じる『玲子』は、さっぱりしている性格だと思うので、そういうイメージを出していけたらなと思っています」とコメントを寄せている。

卓三が恋心を抱く相手の女性役には、各話に豪華女優陣が出演予定。そして、東京の下町に実在する店が舞台となるのもこのドラマの見どころのひとつとなっており、川魚が名物の柴又では老舗のうなぎ屋、マスター手作りのスイーツが有名な押上の珈琲店、池波正太郎が愛したという神保町の旨い蕎麦と酒の店など、昔ながらの味と落ち着きを保つ名店の数々が登場する。

吉田は「恋あり、笑いあり、涙あり、グルメあり、下町の名所あり。レギュラー出演者は最強の面子。ゲストのマドンナ達も魅力的な女性ばかり。面白くならないはずはないと思います！皆さんに楽しんでいただけるよう奮闘努力しております！どうぞお楽しみに！」と視聴者へ向けて呼びかけた。（modelpress編集部）