松井愛莉、ドラマ初主演　MACOが紡ぐ切ないラブストーリーを体現

16日公開のYouTubeドラマ「ラストキス」でドラマ初主演を果たす松井。今作はアーティストのMACOが9日に配信先行シングルとしてリリースする新曲「Kiss」を原案に制作されたストーリーで、「Kiss」はドラマの主題歌にもなっている。

物語は、結婚を約束したのにすれ違い別れてしまった2人が4年ぶりに再会してしまう切ない恋愛を描く。彼への愛をずっとしまい込んできた主人公・真夏を演じる松井の涙とキスシーンが見どころだ。

号泣演技が高く評価　初主演ドラマが決定

9月に放送されたフジテレビのスペシャルドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」では、迫真の号泣演技を見せた松井。これを観たドラマのプロデューサーが主演のオファーをしたところ、松井がMACOのファンであったこともあり、オファーを快諾し実現した。

撮影は10月初旬に都内で実施。取材に応じた松井は演じてみての感想を「切ないです。すごく胸が苦しくなります」とコメント。ドラマ初主演に関しては「あまり実感がないのですが、嬉しさと不安が大きいです」と語った。

MACOは松井の演技を「本当に涙を流されているのを目の当たりにしてびっくりしました。私まで涙が出そうになりました」と絶賛。演じるうえでの心がけを、松井は「まだこのような大恋愛をしたことはないのですが、想像を働かせて演じました」と紹介した。

ドラマにはMACOも出演。ドラマデビューを果たしたMACOは「水をかけられるという役なのですが、リアクションをとるのがあんなに難しいとは思いませんでした。すごく難しくて緊張しました」と振り返った。

お互いの印象

お互いの印象については「MACOさんが好きで曲をよく聴いています。今回ご一緒できて嬉しいです。主演の話を聞いたときはテンションが上がりました」（松井）、「私の曲のドラマで松井さんが初主演をつとめてくださるのはとても光栄です。第一印象はすごくおキレイだなと思いました」（MACO）とコメント。今回、カメラマン役を演じた松井は「カメラがすごく重たかったです。レンズが長く、首がこりそうです（笑）」と笑いを誘う場面も見られた。

松井の相手役となる冬紀を演じるのは、俳優の白石隼也。監督は、園子温や矢口史靖など日本映画界で活躍する監督を多く輩出してきた「ぴあフィルムフェスティバルアワード」2012グランプリに輝いた鶴岡慧子が、脚本は「百瀬、こっちをむいて。」や「スイートリトルライズ」などの名作を担当した狗飼恭子が手がけた。YouTubeドラマ「ラストキス」は全3話の連続ドラマとして、10月16日、23日、30日と3週に渡ってよる9時に公開される。（modelpress編集部）

あらすじ

4年前、カメラマン志望の真夏（松井愛莉）と美容師を目指す冬紀（白石隼也）は、同じ美容専門学校へ通う恋人同士。将来結婚を約束した2人だったが…。すれ違いから切なすぎる別れを迎えてしまう。4年ぶりに2人が再会したのは、奇しくも冬紀と別の女性の結婚式。4年間、心にしまい込んできた真夏の恋が迎える、覚悟のラストキスとは…。