“科捜研の女”沢口靖子、京都府警から感謝状「多大なる貢献」を称賛
2015.10.02 22:12
10月15日より放送がスタートするテレビ朝日系ドラマ「科捜研の女」(毎週木曜よる8時~/初回は2時間スペシャル)で主演を務める沢口靖子が、感謝状を受け取った。
同シリーズは、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心に、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を駆使して事件の真相解明に挑む姿を描くミステリー。このたび、放送16周年となる同作の第15シーズン放送開始にあたり、京都府警のイメージアップ及び、間接的ではあるが京都府警察の科学捜査力の高度化に貢献したとして、沢口に感謝状が贈呈された。
表彰式当日、マリコのイメージカラー“赤”のニットに黒のパンツスーツという出で立ちで、京都府警を訪れた沢口。京都府警察・坂井孝行本部長より、「京都府警察をイメージアップし、科学捜査力を向上させるとともに、科捜研の女性職員をはじめとした多くの職員の士気を高めるなど、京都府警察が目指す“力強く頼りがいのある警察”の実現に多大なる貢献をされました」と読み上げられ、丁寧にお辞儀をして感謝状を受けとった。
初めて京都府警を訪れたという沢口は「このような感謝状をいただき、おそれ多いことです。ドラマを評価していただいてありがたく思います」と神妙な面持ちで喜びをコメント。「いつもドラマの中で“京都府警科捜研の榊です”と自己紹介していますので、府警職員の方々とお会いして身近に感じるところがありました」と話し、会場を和ませていた。
その後、科学捜査に関わる女性警察官との懇親会も開催。緊張の表彰式とは打って変わって、女性警察官を交えての和やかな時間が流れていたが、その内容は「血痕、白骨、画像解析、プロファイリング」など、専門用語を互いに違和感なく使いあう少々特殊なものに。沢口は今後の演技やドラマに活かすべく、実際の捜査でのエピソードを聞くなど、有意義な懇談が行われた。(modelpress編集部)
京都府警本部には本日、初めてうかがいました。いつもドラマの中で“京都府警・科捜研の榊です”と自己紹介していますので、実際に府警職員の方々とお会いして身近に感じるところがありました(笑)。
マリコを演じる上で大事に思っているのは、犯罪を追う側の人間ではあるけれども、自分自身も間違いを犯すかもしれない、弱さを持った人間であるという思いを持ち続けること。常に台本に忠実に向き合い、私自身が脚本を読んで感動したことを視聴者の方々に伝えたいという思いで、長年やって参りました。
科学捜査の重要性というのは、現場には必ず犯罪の痕跡が残されていて、毛髪や血痕など微細な証拠から犯人が割り出されていくところですね。そこに、科学捜査の素晴らしさを感じます。そして、この『科捜研の女』の魅力は、科学を手掛かりに事件の謎が解き明かされ、その先に人間の弱さ、おろかさ、愛おしさが浮かんでくるというストーリー。これからはじまる第15シーズンでもその部分は盛り込んでありますので、皆さまに魅力あふれる作品を楽しんでいただけるようスタッフ一同頑張って作っていきたいと思っています。
ドラマでは沢口さん演じる榊マリコが現場から証拠を得て、それを分析して事件解決に至っていくという、本当に先進的で理想型の捜査が描かれており、今まさに我々が理想とする捜査を見せていただいて、非常に参考になるなと思っております。
また、科捜研には現在、女性の職員が6名おりますが、ドラマの影響は大きく、彼女たちは非常に高い意識を持って任務に当たっております。採用についても非常に女性の応募が多く、特に榊マリコが担当する“法医”についての応募は女性が多く、本当にありがたいことです。
表彰式当日、マリコのイメージカラー“赤”のニットに黒のパンツスーツという出で立ちで、京都府警を訪れた沢口。京都府警察・坂井孝行本部長より、「京都府警察をイメージアップし、科学捜査力を向上させるとともに、科捜研の女性職員をはじめとした多くの職員の士気を高めるなど、京都府警察が目指す“力強く頼りがいのある警察”の実現に多大なる貢献をされました」と読み上げられ、丁寧にお辞儀をして感謝状を受けとった。
初めて京都府警を訪れたという沢口は「このような感謝状をいただき、おそれ多いことです。ドラマを評価していただいてありがたく思います」と神妙な面持ちで喜びをコメント。「いつもドラマの中で“京都府警科捜研の榊です”と自己紹介していますので、府警職員の方々とお会いして身近に感じるところがありました」と話し、会場を和ませていた。
「科捜研の女」の貢献を絶賛
取材に同席した京都府警察・遠藤雅人刑事部長は、「科学捜査は今、非常に重要。ドラマでは先進的で我々が理想とする捜査が描かれており、とても参考になります。ドラマの影響は大きく、女性研究員の応募も増え、ありがたいことです」と、長年にわたる同シリーズの貢献を称賛。また、科学捜査の重要性について的確に解説する沢口を「素晴らしい!」と絶賛し、「もし沢口さんが府警に転職したら採用?」と取材陣に聞かれると「部下に持ちたい人材です!」と答えた。その後、科学捜査に関わる女性警察官との懇親会も開催。緊張の表彰式とは打って変わって、女性警察官を交えての和やかな時間が流れていたが、その内容は「血痕、白骨、画像解析、プロファイリング」など、専門用語を互いに違和感なく使いあう少々特殊なものに。沢口は今後の演技やドラマに活かすべく、実際の捜査でのエピソードを聞くなど、有意義な懇談が行われた。(modelpress編集部)
沢口靖子コメント全文
京都府警より、このような感謝状をいただき、おそれ多いことです。私自身も大好きな、この『科捜研の女』という作品が、このような形で表彰していただけて本当にうれしく思っております。京都府警本部には本日、初めてうかがいました。いつもドラマの中で“京都府警・科捜研の榊です”と自己紹介していますので、実際に府警職員の方々とお会いして身近に感じるところがありました(笑)。
マリコを演じる上で大事に思っているのは、犯罪を追う側の人間ではあるけれども、自分自身も間違いを犯すかもしれない、弱さを持った人間であるという思いを持ち続けること。常に台本に忠実に向き合い、私自身が脚本を読んで感動したことを視聴者の方々に伝えたいという思いで、長年やって参りました。
科学捜査の重要性というのは、現場には必ず犯罪の痕跡が残されていて、毛髪や血痕など微細な証拠から犯人が割り出されていくところですね。そこに、科学捜査の素晴らしさを感じます。そして、この『科捜研の女』の魅力は、科学を手掛かりに事件の謎が解き明かされ、その先に人間の弱さ、おろかさ、愛おしさが浮かんでくるというストーリー。これからはじまる第15シーズンでもその部分は盛り込んでありますので、皆さまに魅力あふれる作品を楽しんでいただけるようスタッフ一同頑張って作っていきたいと思っています。
京都府警察 遠藤雅人刑事部長 コメント全文
ドラマでは京都府警の力強さや、“頼りがいのある警察像”を表現していただき、感謝しております。今、我々の捜査は非常に厳しい状況にあります。人証(人的証拠)、つまり人間からの捜査は非常に難しく、被疑者の供述もなかなか得られない中では、科学捜査は非常に重要になります。ドラマでは沢口さん演じる榊マリコが現場から証拠を得て、それを分析して事件解決に至っていくという、本当に先進的で理想型の捜査が描かれており、今まさに我々が理想とする捜査を見せていただいて、非常に参考になるなと思っております。
また、科捜研には現在、女性の職員が6名おりますが、ドラマの影響は大きく、彼女たちは非常に高い意識を持って任務に当たっております。採用についても非常に女性の応募が多く、特に榊マリコが担当する“法医”についての応募は女性が多く、本当にありがたいことです。
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