大原櫻子の“後輩”「恋仲」で女優デビュー　福士蒼汰との共演に「信じられない」

同オーディションは、“新世代をリードするスター”の発掘を目指して開催した全国オーディション。応募者3,000人の中から、グランプリを獲得したのは福岡県出身の20歳、藤田菜々子。最終審査には、オーディション公式応援キャラクターを務めた大原櫻子、『恋仲』のプロデューサー・藤野良太も審査員として参加。グランプリの特典として、大原も所属するフジパシフィックミュージックとの専属契約のほか、『恋仲』出演という即女優デビューも約束されていた。

福士蒼汰と共演「実在するんだ」　芸名も発表

グランプリを勝ち取った藤田は、山口県在住の学生で身長169センチのスレンダーなプロポーション、はじけるような笑顔が魅力。グランプリ発表の瞬間、両手を顔に当てて「信じられない感じで足も声も震えてます。ありがとうございます」と感激いっぱいの様子をみせた彼女だが、7日放送の第8話にて、福士演じる三浦葵が挑戦する新人建築設計コンクールのスタッフ・吉川桃香（よしかわ・ももか）を演じることとなった。

演技初経験の彼女は、撮影を「本当に右も左もわからない状態ですので、現場に入った瞬間からすごく緊張しました」と振り返り、「カメラの前で演技をしながらだと、思った通りにはなかなか出来ないものだと感じました。カメラを意識するというより“人に見られている”という感覚が強いんです。そんな中でお芝居される役者さんたちはすごいなと思いました」とコメント。

福士については「ずっとテレビや映画などの映像で見ていた方なので、“実在するんだ”と思ってしまいました。そんな福士さんとお芝居させていただくことも信じられませんでした」と初々しく語り、「私もずっと『恋仲』を見ていたので、その登場人物の方と一緒の場所にいるんですよ？そういう意味では、とてもうれしい気持ちにもなりました」と喜びをあらわにした。

また、今後は「蒼七々（アオイ・ナナ）」という芸名で活動を行っていく。「本名は菜々子なので、“なな“は愛着もあり残したかったんですね。『恋仲』は2人の“アオイ”の話でもありますし、“アオイ”という名前の響きがとてもいいなって『恋仲』を見て思っていたんです」と由来を明かし、「私にとって本当に大きく運命を変えた今年の夏、一生懸命に頑張った夏をこれからずっと忘れないで頑張っていこうという気持ちを込めました」と意気込んだ。

「恋仲」最終章へ

いよいよ最終章へと突入する同作は、新人建築設計コンクールでヒロイン・芹沢あかりへの思いを込めた設計で優勝めざして挑戦する葵と、あきらめきれない思いでついにプロポーズを果たした蒼井翔太、ふたりのまっすぐな思いにヒロインがどう答えるか、というドキドキの展開を迎える。

そんなテンション・マックスのクライマックス・シーンで、過酷なオーディションを勝ち抜いた藤田がどのような演技を見せるか。スラリとした立ち姿と健康的な笑顔が印象的な彼女の初演技に期待がかかる。（modelpress編集部）