高橋大輔が後悔「全部恥ずかしい」

21日、都内でBlu-ray＆DVD「高橋大輔 The Real Athlete」の発売記念イベントを開催。「大ちゃん」「おかえり」「世界一」などの大歓声に迎えられて登場した高橋は、DVDを手にし「自分のことなので、自分で見るには恥ずかしいんですけど、僕を応援してくださっている皆さんに、こうやって記録を残せたことがよかったなと思います」と笑顔で感想を語ったが、やはり自分で見るのは恥ずかしいそうで「特に22歳から前は全部恥ずかしいです。自分で見ていても見られなくて早送り（笑）。思春期のときの眉毛の細さとか、口元の緩みとか、服装のダサさは見るに堪えかねますね」とぶっちゃけて会場を沸かせた。

さらに、“当時の自分に何か言葉をかけるとしたら？”との問いには「とりあえず、襟足を切れと、眉毛を太くしろと、口を締めろですね。その3つだけです（笑）」とコメントして会場を沸かせ、「コーチからも（指導が）ありましたね。今言ったこと全部言われました。言うことを聞いておけばよかったと後悔しています」と吐露した。

また、普段の金曜日の夜は何をしているか聞かれた高橋は「完全に飲みに行っていますね」と明かし、「（現役時代は）土曜日の朝から練習だったので、金曜日の夜は飲んでないことになっています（笑）」と茶目っ気たっぷりに当時を振り返った。また、どんなお酒が好きか聞かれると「お酒だったらなんでも。お酒の名前とか覚えるのが苦手なので、一緒に行った人に合わせて飲みます」と告白した。

ファンに感謝「またアメリカに戻るんですけど…」

そのほか、イベントでは高橋の演技映像を大画面で鑑賞したり、プレゼント抽選会を行うなどして1時間に渡りファンを楽しませた高橋は、最後に「アメリカから帰ってきてから最初のイベントで、すごいパワーで迎えてくださったので、すごく楽しかったです」と幸せそうな表情を見せ、「またアメリカに戻るんですけど、これからどういう目標に向かって行くか自分でも分かっていないんですけど、皆さんの期待に応えられるようになっていくと思いますので、そのときはぜひ高橋大輔をよろしくお願いいたします。次に戻ってくるときは、ちょっとでも成長できているように、精一杯1日1日を大切に過ごして行きたいと思います」とファンに感謝を述べた。

同作は、数々の輝かしい実績と、記憶に残るパフォーマンスを魅せてきた名実ともに日本フィギュアスケート史に残る高橋大輔のこれまでの軌跡と、多くのファンを魅了してきた美しさと力強さを持った名演技を収録している。Blu-ray＆DVDともにポニーキャニオンより8月19日（水）に発売。（modelpress編集部）