峯岸みなみ「仲間の成功を喜べない」メンバーへの嫉妬心を吐露

15日放送の「ギャーテーギャーテー」（NHK総合、深夜0時5分）にゲスト出演。同番組は行きづらさを抱えた現代人の煩悩（＝悩み）を仏の教えで滅する煩悩バラエティー。峯岸は「メンバーに嫉妬して仲間の成功を喜べないんです」という悩みを抱えて登場した。

今年6月に行われた「AKB48 41stシングル選抜総選挙」では19位となりシングル選抜漏れとなった峯岸。卒業後も様々なジャンルで活躍している前田敦子や板野友美などの同期と比べると「私はどうもくすぶっている」と思うと明かし、特に強い嫉妬心を抱いてしまうメンバーは、総選挙1位でありながらバラエティ番組での活躍も目覚ましいHKT48の指原莉乃であることも告白した。「嫉妬が毎日渦巻いてるんですけれど、やっぱり後輩もメンバーも好きですし、嫉妬してる自分が嫌なんですよね」と自身の複雑な心境を赤裸々に吐露した峯岸。そんな峯岸の悩みに若手僧侶の星である小池龍之介氏が向かい合った。

「“峯岸みなみ”として、いつか名を轟かせれるように」

小池氏は、悩みを受け、「おそらく『嫉妬する自分なんて嫌だな』って多分他の子も思ってます。不安に陥ったりということは、実は誰もがやっていることでして、ただそれを出しちゃうと『あっ、この子嫉妬してる』『醜い人だ』って思われるじゃないですか？だからみんなね、ごまかして出さないようにいるんですよ」と返答。嫉妬心に気付かないまま“偽善”が癖になりストレスが溜まるよりは、嫉妬心を自覚してる方が健全なため「ある意味宝を見つけたようなもの」と表現し、「自分を責めず嫉妬心を受け止めてあげる。『このままでもしょうがないね』って思うことで、皮肉なことにこのままじゃいられなくなくなり（自分自身を変えようと良い方向に努力するため）変わっていく」と言葉を送った。

峯岸はアドバイスを受け、「スッキリしたというか心が洗われた感じがしますね」と笑顔。僧侶自身がテレビを持っていないため同グループのことを何も知らなかったことを受け、「そう考えると1位も何も関係ないなと。広い目で見れば個人として“峯岸みなみ”として、いつか名を轟かせれるようになりたいな、と前向きにもなれました」と相談前とは全く異なる晴れやかな表情を浮かべていた。（modelpress編集部）