ピース又吉直樹、芥川賞受賞作「火花」200万部突破<本人コメント>【モデルプレス】

ピース又吉直樹、芥川賞受賞作「火花」200万部突破<本人コメント>

2015.08.04 17:11

文藝春秋は4日、「第153回芥川龍之介賞」を受賞したピース・又吉直樹の『火花』を増刷し、累計発行部数が209万部となることを発表した。

  
ピース又吉直樹、芥川賞受賞作「火花」200万部突破<本人コメント>【モデルプレス】
又吉直樹「火花」(文藝春秋、2015年3月11日発売)
文藝春秋刊行の単行本では、R・J・ウォラーの『マディソン郡の橋』(256万5000部/1993年刊)に次ぐ、歴代第2位の発行部数となる快挙。

又吉は、「ありがとうございます。『火花』が多くの皆様に届くことが嬉しいです。僕も、この夏はたくさん本を読もうと思っています」と喜びのコメントを寄せた。

文藝春秋は増刷の理由について、「8月下旬には芥川賞の授賞式が行われるため、大きな話題となることが予想される。その前に書店の在庫を最大化しておきたい」としている。(modelpress編集部)

作品概要

まったく売れない芸人徳永は、ある日、同じようにまったく売れない先輩芸人神谷と運命的に出会う。神谷は独自のお笑い哲学を抱く、日常においても人とは違う行動や思考を繰り広げる類稀な男。そんな天才肌の神谷を徳永は師として仰ぐ。二人とも生活は苦しかったが、貧しいながらもまっさらな「生」を生きていた。神谷には同居している恋人がいて、その女性にも徳永は人間として惚れ込んだ。二人は別れることになるが、その別れの場面はこの小説の一つのクライマックスとなっている。少しずつ売れるようになっていく徳永は、やがて、ある決断をする。時が過ぎて、徳永は神谷に再会するのだが―。

又吉直樹 略歴

1980年6月2日大阪府寝屋川市生まれ。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。コンビ「ピース」として活動中。<作品>『カキフライが無いなら来なかった』2009年幻冬舎刊(自由律俳句集 せきしろとの共著)。『まさかジープで来るとは』10年幻冬舎刊(同 せきしろとの共著)。『第2図書係補佐』11年幻冬舎よしもと文庫刊。「そろそろ帰ろかな」別冊文藝春秋12年5月号。「夕暮れに鼻血」別冊文藝春秋12年9月号。『鈴虫炒飯』12年幻冬舎刊(創作四字熟語集 田中象雨との共著)。『東京百景』13年ワニブックス刊。『火花』15年文藝春秋刊=第28回三島由紀夫賞候補。『芸人と俳人』15年集英社刊(堀本裕樹との共著)。
【Not Sponsored 記事】

あわせて読みたい

  1. 上西小百合議員、妖艶な色気で魅了 過去の騒動・恋愛を激白「全てを知って」

    モデルプレス

  2. 「仮面ライダードライブ」竹内涼真、好きなタイプは“気の強い女性”?「バチバチしたい」

    モデルプレス

  3. “癒し系まろやかボディ”里々佳に迫る「一番つらかったこと」「成長できている」 モデルプレスインタビュー

    モデルプレス

  4. ピース又吉、芥川賞受賞後に執筆した新作を発表 「火花」は169万部へ

    モデルプレス

  5. 認知症公表の大山のぶ代、肉声コメント公開「本当に幸せ」

    モデルプレス

  6. 浜田翔子、人気再燃 大胆大人美セクシーの本人に迫る 新たな魅力が話題に 

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. K-1 GIRLS 2025×ミスモデルプレスオーディション!エントリー受付中

    特集

  2. 3月のカバーモデルは「女神降臨」Koki,

    特集

  3. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  4. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  5. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  6. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  7. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  8. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

  9. バケーションパッケージを使ったパークでの2日間の様子をご紹介!

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    筧美和子、結婚を発表「お相手は誠実で、優しさに溢れた方」2ショットも公開

    モデルプレス

  2. 02

    安達祐実、娘の高校卒業報告で写真公開「口元そっくり」「笑顔が可愛すぎる」と反響続々

    モデルプレス

  3. 03

    SixTONES京本大我、“美大出身”父・京本政樹から絶賛 没頭のあまり2時間待たせるアクシデントも【視点と始点】

    モデルプレス

  4. 04

    ゆん、胸元開きSEXYトップスで色気放出 ほっそり美脚も披露【関コレ2025S/S】

    モデルプレス

  5. 05

    「今日好き」中島結音、美ボディライン強調ワンピース姿【関コレ2025S/S】

    モデルプレス