SMAP香取慎吾、クール＆セクシー解禁 初の試みに「いつもとは違う」

フジテレビのスペシャルドラマ「一千兆円の身代金」（2015年今秋放送）にて主演する香取。初の誘拐犯役を演じ、クールでミステリアス、セクシーに魅せていく。

原作は作家・八木圭一氏の同名小説で、2013年の「このミステリーがすごい！大賞」受賞作。香取が、本田演じる元副総理大臣の孫（本田望結）を誘拐し、副総理に対して、1085兆円という日本の財政赤字と同額の身代金を払うか、財政赤字を公式に謝罪しろと要求するミステリー作。

初の誘拐犯役＆本田望結との共演に意気込み

今回の抜擢に、香取は「最近あまりやってこなかった役なのでうれしいです。今までは正義の言葉を真っ正面から発するようなことは多かったですが、今回の様に違う方向から心の声を発する役はありません」と3年ぶりとなる久々の犯人役に興味津々で「いつもの『明るく元気な僕』というのとは違うけれど“この人楽しそうだな”というところがにじみ出たらいいなと思います」と意気込んだ。

また本田との共演については「"天才”は怖いですよ。仕事を完璧に仕上げてくると思います。完璧にかためてきたはずの鎧がはがされ思わず“人間本田望結”が出てくるようにしたいと思います。本人同士がお互いの核のところをつかみ合うような感じが好きです」と楽しみな様子。一方で本田は「“一千兆円の本田望結！！”一千兆円のミステリーにふさわしい本田望結を演じられるように、ミステリーを追求したいです」と語った。

プロデューサーの栗原美和子氏は、香取が17歳の時から仕事をしてきており「私は“すごく明るく元気な香取慎吾”よりも“ミステリアスかつセクシーな香取慎吾”を引き出すのが好きなので、今回はそちらのジャンルの影のある役を演じていただきたい」と期待を込め、本田に対しては演技力を高く評価し「今回、天才肌の香取さんと組むことによって、何か今までになかった本田望結さんの新たな魅力が引き出されることを期待している」とコメントをした。（modelpress編集部）