ビートたけし、芸能界引退時期に言及

29日、都内で行われたエイジングケアCMの記者会見に出席。日本のコメディアンを代表して起用されたたけしだが、いつまで現役でいたいか問われると「我々の仕事は、変な話お客が決めること。自分が現役やりたいって言っても『お前は要らない』と言われれば辞めなきゃいけないんだけど、まぁ昔の落語家さんみたいに、死ぬまでだと思います」と明かし、コメディアンとは別の顔である映画監督については「この間の映画は自分の中では大ヒットしたので、もう一本は作れるなと。いろんな監督からオーダーが来てるので、まだいいだろう」と今後も変わらず続行していく意欲を示した。

また「芸能の世界では相当邪魔者というかベテランになっちゃって。『あいつらがいるからいつまでもレギュラーがないんだ！』って言われる立ち場になっちゃって。ずっと居座ってやろうかということを考えれば、頭も体も一等賞を狙っていかないと。我々の仕事は一瞬でなくなってしまうので」と感慨深げに語り、「今のところは仕事があるので、なるべく（健康体を）維持したい」と切望した。

テリー伊藤と10年ぶりタッグ

今回のCMはテリー伊藤が演出を手掛けたが、2人がともに仕事をするのは10年ぶりのようで、テリーはVTRで「初めてCMを撮らせてもらったんですけど、かっこいいたけしさんが見れると思います。僕が知ってるたけしさんは天才でおもしろいんですけど、とんでもないことになっていますよ」とコメントを寄せ、アピール。たけしは「演出がテリーさんと聞いて、かつて『元気が出るテレビ』で酷い人体実験をしていたので、大丈夫か？と思ったら、ちゃんと危なくないやつを作ってくださって（笑）。本当におもしろかったですよ」と自信を見せ、パラパラダンスを披露していることから「好評をいただければ、第3弾、第4弾といきたい」と続編に意欲を見せていた。

なお、新CM「エイジングサイン」篇・「人生を楽しむ医学」篇は8月1日より全国オンエア。（modelpress編集部）