木村拓哉“壁ドン”でハプニング続出

木村は、1日より放送されるエステサロンのCMに出演。自分の理想をしっかり持ち、その実現のために努力する人、またそんな日本の男性を一緒に応援する理想の男性として木村が同CMのイメージキャラクターを務め、毎日を楽しみ癒やされながらラクに理想を叶えていく様子を、一挙手一投足で表現している。

とことんこだわったジャンプ

CM撮影当日の打ち合わせで、「ストーリーに沿った基本的な演出はありながらも、木村さんにはその範囲内でアドリブ的に演技してもらっています」と監督が言うように、セリフの少ない同作では木村のアクションが重要な鍵。木村は、時には目を閉じイメージをふくらませ、時には監督と細かな身のこなしについてディスカッションを重ね、実際にカラダを動かしながら演技の精度を高めていく。

軽やかに白い柵を飛び越えるシーンでは、脚の出し方・上げ方、指先の動きやつま先の向き、腕の高さ・腰の高さ、顔の向きや表情など、細部にこだわって跳んだ回数は計20回。その中から選りすぐられたワンカットがCMに起用された。

“壁ドン”でハプニング

撮影中、楽曲に合わせて軽やかにステップを踏む木村。重要な鍵となる“アドリブ的”にアクションする木村は、音楽のテンポに合わせてセットの白壁にもたれかかる。するとその瞬間、壁に掛けてあった小道具のフレームがドン、と落ちてしまった。急遽補強を施し撮影を再開。今度は木村が白壁に右手をドン、とつくと、今度は別のフレームが落下。これには木村も制作スタッフを気遣い「すみません！」と平謝り。再度補修を施すも、壁ドン（？）に懲りたのか、白壁前に佇む演技に切り替えた。しかし、またしても突然別のフレームが落下。これには木村も「オレ、なんにもしてないよ！」と両手を上げてアピール。再三のハプニングに見舞われるも、木村のその仕草にスタジオ内は笑い声に包まれた。（modelpress編集部）