斜視手術を決意した仮面女子・神谷えりな【モデルプレス】

手術直前の心境を告白 仮面女子・神谷えりな、病気がもたらした苦悩と未来への希望を語る

2015.05.27 08:00

28日に斜視手術を控える“地下アイドル”仮面女子のメンバー・神谷えりな(23)が、手術直前の心境を語った。

  
斜視手術を決意した仮面女子・神谷えりな【モデルプレス】
Gカップを武器にグラビア撮影も/神谷えりな

手術直前の心境

高校生の頃に突然発症したという後天的な斜視を患う神谷。片方の黒目が内側を向いてしまい、時には黒目がほとんど見えなくなり、ステージにまともに立てないこともしばしば。神谷は多くの病院を訪れた末、ようやく手術のできる医師と巡り会い、手術を決意したことを12日付のブログで報告した。

そんな神谷にモデルプレスは取材を敢行。今の率直な心境を尋ねると、「手術することは正直不安です。『希望がみえた』とか『治るんだ!』という喜びはあったんですが、『本当に治るの?』とか『失敗したら?』とかネガティブなことも考えてしまいます。でも、今まで数年悩んできたことに比べたら、可能性が見えたこと希望に満ち溢れています」と打ち明けた。

辛い日々を明かす

症状に苦しんでいた神谷は、日毎に消極的になっていったそうで「毎日のライブでファンの方の顔をみれないのが本当に辛かった」「(番組の)収録中に発言することで、顔が抜かれると斜視になってる自分がアップで映るので、それが嫌で消極的になっていた」と漏らし「『斜視になった私は見ないで!』『私の事、気付かなくて良いから・・・』でしたもん」と辛い日々を振り返った。

さらに神谷は続けた。「グラビアの撮影の時など、カメラマンさんに『視線ちょうだい』『ちゃんと見てよ!』って怒られたりとか。説明に時間は掛かっちゃうし、でもそれは私の責任だし、申し訳ない気持ちだし…。でも『これ以上見られないんだよ』って」と仕事上での苦しみも打ち明けた。

「治る」…神谷にもたらした希望

神谷えりな
多くの医師から「原因がわからない。だから、治し方もわからない」と言われ続け、治療を諦めかけていた神谷。そんななか、ある時診てもらった医師に「これ開散麻痺だよ。手術で治るよ」との診断が。その瞬間、幾ばくかの希望が見えたという神谷は「信じられなくて、何度も何度も聞き直して、思わず涙がこぼれました」と振り返った。

術前検査では、手術後にどう見えるかといったシミュレーションも実施され、神谷は「二つの世界が一つになった瞬間でした。私は声がでなかったです。忘れかけていた数年ぶりの景色に驚きと感動で、一瞬、時が止まりました」と声を震わせた。

手術報告後、温かいエールが

斜視を患っていようとも、常に全力でパフォーマンスをする神谷えりな
また手術を報告した後、ファンから沢山のエールが届いたという。「神谷えりな推しじゃない方でも劇場まで会いに来て、わざわざチェキを撮って『手術頑張ってね!』とか自分の推しの子とチェキ撮れば良いのに『頑張って』を言うだけの為に来てくれるなんて…。一人ひとりが私の事を知ってくれて、応援してくれている事に、本当に感謝しています」と温かいエールに感謝を述べた。

そんな神谷に「斜視が治ったら何をしたい?」と尋ねると、「ライブでファンの方の顔をしっかりみたいです。グラビアのお仕事でカメラ目線で堂々とした私を撮影してほしいです」と目を輝かせ「他には映画館で映画を観たり、テレビを観たり、斜視になる前までは当たり前に出来ていたことが、また出来るようにになることがとても楽しみです」と晴れやかな笑顔を見せた。

手術を控えた神谷からメッセージ

手術後の未来に思いを巡らせ、思わず笑顔をこぼす神谷えりな
最後に神谷は「斜視の方は全国にたくさん居ると思うんですけど、手術するとなると怖いと思うんですよね。そういう方々の、少しでも希望になれればと思ってます。斜視じゃなくても、病気とかで悩んでる方、希望を捨てないでください!絶対どこかに光はあるから」と力強い声でメッセージを送った。

手術は28日。術後は約2週間、劇場公演を休演し、経過を見て復帰する。(modelpress編集部)

神谷えりな(かみや・えりな)プロフィール

生年月日:1991年10月15日
出身地:静岡県
身長:152cm
趣味・特技:リンパ流し、早口言葉、岩盤浴、サムウォーク
【Not Sponsored 記事】

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