妻夫木聡「本当に新鮮で刺激的」 初カンヌで世界から歓声浴びる
2015.05.22 20:44
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俳優の妻夫木聡が「第68回カンヌ国際映画祭」に初参加し、世界中から歓声を浴びた。
21日(現地時間)、フランスで開催中の「第68回カンヌ国際映画祭」に初参加となった妻夫木。自身が出演し、同映画祭コンペティション部門への出品作となった「黒衣の刺客(邦題)」(今秋公開)のフォトコールと公式会見に、台湾の巨匠ホウ・シャオシェン監督、主演で世界的トップ女優スー・チー、チャン・チェンとともに出席。公式上映前のレッドカーペットでは、タキシードに身を包んだ妻夫木は終始笑顔で、ドレスアップしたキャストや監督とともに世界中から集まったファン、多数のメディアの歓声に応えた。
ホウ監督と妻夫木は、7,8年前に韓国の釜山映画祭で出会ったのがきっかけだという。監督は当時の妻夫木の印象について「非常に魅力的で、陽射しのある、親切そうな青年だと思いました。それで今回キャスティングしようと思った」と抜擢理由を説明。妻夫木は「まさかオファーがくるなんて!と、初めは嘘かと疑いました(笑)。ホウ監督は気さくで、役者の人間性を役に反映させている。月並みな表現ですが、本当に新鮮で刺激的でした」と振り返った。
また遣唐使船の日本青年を演じ「私の役は、スー・チー演じる主人公が”光と影”の”影”だとしたら、自分の役は”光”だと思い演じました」とコメント。「ホウ監督の作品は理屈ではなく、ふとした時に感じる、なにか分からないけれどこの人と一緒にいたいとか、そういう人間の言葉や物事だけで説明できない感覚、そういう間柄(スー・チーとの役柄の関係)でいてほしいんだと解釈して演じていました。とても心地よい感じがありましたね」と演技へのこだわりと見どころをアピールした。
ホウ監督と妻夫木は、7,8年前に韓国の釜山映画祭で出会ったのがきっかけだという。監督は当時の妻夫木の印象について「非常に魅力的で、陽射しのある、親切そうな青年だと思いました。それで今回キャスティングしようと思った」と抜擢理由を説明。妻夫木は「まさかオファーがくるなんて!と、初めは嘘かと疑いました(笑)。ホウ監督は気さくで、役者の人間性を役に反映させている。月並みな表現ですが、本当に新鮮で刺激的でした」と振り返った。
作品の魅力&演技へのこだわりをアピール
同作は唐代の中国を舞台にした時代劇。公式上映で初めて鑑賞した妻夫木は「すごく好きな映画だと思いました」と言い、「映像が美しくて、撮影中に何度もロケハンをして、何度も粘って撮り直しをしていたホウ監督は、やはりすごいと改めて感動しました」と感慨深げ。また遣唐使船の日本青年を演じ「私の役は、スー・チー演じる主人公が”光と影”の”影”だとしたら、自分の役は”光”だと思い演じました」とコメント。「ホウ監督の作品は理屈ではなく、ふとした時に感じる、なにか分からないけれどこの人と一緒にいたいとか、そういう人間の言葉や物事だけで説明できない感覚、そういう間柄(スー・チーとの役柄の関係)でいてほしいんだと解釈して演じていました。とても心地よい感じがありましたね」と演技へのこだわりと見どころをアピールした。
上映後もスタンディングオーベーションの大反響
妻夫木は初となるカンヌ国際映画祭に「まだ色々なところに行っていないので何とも言えないですが、こうして世界の方たちと一緒にいられ、とても刺激を受けます」とコメント。「そして、映画祭に出るような作品に関われてとても幸せです。短い期間ですが最後まで楽しみたいと思います」と笑顔で語った。ホウ監督の8年ぶりの新作とあり、会場となったリュミエール劇場は超満員。上映後は盛大な拍手が贈られ、5分以上にも及ぶスタンディングオーベーションで熱狂的にカンヌに受け入れられた。(modelpress編集部)
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