渡辺麻友「今までの総選挙とは全然違う」 指原莉乃は「強敵」本音を告白

21日、都内にて行われたドキュメンタリー番組「情熱大陸」のPR会見に出席。渡辺は前日に発表された総選挙の開票速報にて29,924票を獲得し第3位にランクイン。「昨年の速報より票数が伸びていて、こんなにたくさん応援をしていただけてすごくうれしいです。でも今年の目標は1位でAKB48史上初の2連覇を達成することなので、速報の段階ですがもちろん悔しい思いもありました」と本音を漏らした。

また今年の総選挙について「もちろん油断はできませんし、昨年1位を取って追われる立場になってしまったので、今までの総選挙とは全然気持ちが違いますね」と言い、「やっぱりすごい不安も大きいし危機感もあるので、今までやってきた自分とファンのみなさんを信じて2連覇できると強い気持ちでいきたいです」と現在の心境を語った。

指原莉乃、柏木由紀へのライバル心は？

速報結果では、2位に柏木由紀、1位に指原莉乃がランクインし、トップとの差は約1万票。「普段2人とは仲良しだし大好きなんですけど、総選挙ではライバル同士でもあるので、他のメンバーには絶対に負けたくないです」と競争心もチラリ。指原を意識するか聞かれると「イイ意味でタイプが違うし、私にないものをすごく持っているので、心のどこかでライバル意識をしていますね。強敵だと思うんですが、負けずに戦っていきたいです」と意気込んだ。

ライバルとなる指原は「1位になったら水着でコンサートをする」と公約を掲げる中、渡辺は「さすがに水着でコンサートはできないので…」と苦笑い。自身の公約を求められると「『心のプラカード』ももちろん大好きな曲なんですけど、AKB48の代表曲になるような、ライブでお客さんと盛り上がるような曲を歌えたらなと思います」と掲げアピールをした。

また、ゲン担ぎの食べ物には大好物でもある「唐揚げ」と紹介。昨年1位を獲得した後、母親の作った唐揚げをたくさん食べたことから「かけがえのないものになりました。唐揚げには思い入れが強いですね」とにっこり。「朝、昼、晩、唐揚げの日もあります。力をつけて選挙に臨みたいです」と最後の追い込みを狙い、「AKB48史上初の2連覇をとって新しい伝説を作りたいと思っています」と力強く2度目の“返り咲き”を宣言した。

今回の「第7回AKB48選抜総選挙」では、AKB48の41stシングル（タイトル未定、8月発売予定）の選抜メンバーをファン投票によって決める。6月14日に放送されるドキュメンタリー番組「情熱大陸」（MBS／TBS系全国ネット、毎週日曜日よる11時～11時30分）は、今年4月から6月6日の総選挙までを密着取材し、渡辺の知られざる素顔に迫る。また同番組をリアルタイムで視聴しクイズに答えると、サイン入り私物が当たる試みも行われる。

全グループ総勢272名のメンバーが立候補

AKB48の選抜総選挙は今年で7回目。第1回（2009年）と第3回（2011年）は前田敦子、第2回（2010年）と第4回（2012年）は大島優子、第5回は指原莉乃、そして昨年の第6回は渡辺がそれぞれセンターを獲得。被選挙権については昨年に続き今回も立候補制を導入し、2015年3月20日時点でAKB48・SKE48・NMB48・HKT48に在籍しているメンバー、海外に専任移籍している元AKB48メンバーのいずれかを満たしている者が対象。41stシングル選抜メンバー16名（1位～16位）のほか、アンダーガールズ16名（17位～32位）、ネクストガールズ16名（33位～48位）、フューチャーガールズ16名（49位～64位）、アップカミングガールズ16名（65位～80位）をファンの投票により決定するべく、全グループ総勢272名のメンバーが順位を競い合う。現在の総投票数は855,611票。80位の各グループメンバーのランクイン人数は、AKB48が28人、SKE48が26人、NMB48が8人、HKT48が16人、SNH48が1人、NGT48が1人（兼任メンバーは所属元で算出）となった。

投票受付の締め切りは6月5日午後3時。翌6日に福岡ヤフオク！ドームで開票イベントが行われる。（modelpress編集部）