「思い出のマーニー」米林宏昌監督、ジブリ退社を告白 高橋大輔も驚き
2015.03.12 12:47
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アニメーション映画『思い出のマーニー』などを手掛けた米林宏昌監督が、スタジオジブリを退社していたことを報告した。
12日、東京都内で同映画のDVD&Blu-ray発売記念イベントに、フィギュアスケーターの高橋大輔と出席。今後の予定を聞かれた米林監督は「もうジブリの人間じゃないんですよ。年末に会社を辞めて、西村義明プロデューサーと『どうしようか』と一緒に話をしていて。でも作品を作りたいという思いはある」と衝撃の告白。高橋が「ビックリしました。本当に『え?』と思った」と退社という事実に驚きつつも、次回作を期待すると、米林監督は「じゃ、声優で」といきなり軽めに公開オファー。最初は「いやいや、向いてない、向いてない。ただただ観たいだけです」と大慌ての高橋だったが、米林監督から「悪役とかいいですね」と具体的に勧められると「ドスきかないですけど、大丈夫ですか?自分がやるとなったら、どんなジャンルでも頑張ります。ちょっと暗い子とか?ダーク部分が好きなので」と声優デビューに意欲を見せていた。
スケートとの出合いによって人間性も変化したそうだが「人を羨ましく思って生きて来た方なので、今でも自分に満足がいっていない。自分から変わろうと思わないと変われないというのは、過去の僕にもあったので『せやな』と思う」と、米林監督が本作に込めた「変わりたいと願う人だけが変われる」というメッセージに深く共感。続けて「自分が嫌いだから良くしようみたいな、これからもそういうスタンスで行こうと思う」とプロ転向後の未来を見つめていた。
同作は、映画『借りぐらしのアリエッティ』の米林監督による長編アニメーション第2弾。2人の少女が体験するひと夏の出来事を、スタジオジブリ史上初のWヒロインで描く。(modelpress編集部)
華やかなキャリアを持つ現在とは真逆の幼少期を回想
同作の孤独な少女・杏奈に共感するという高橋は「小さい時には団体生活が苦手で、学校に行くのも辛い子だった。気持ち的に弱くて。(劇中で)『外の人間と内の人間がいる』というけれど、自分は外の人間だと感じていたことがあった」と華やかなキャリアを持つ現在とは真逆の幼少期を回想した。スケートとの出合いによって人間性も変化したそうだが「人を羨ましく思って生きて来た方なので、今でも自分に満足がいっていない。自分から変わろうと思わないと変われないというのは、過去の僕にもあったので『せやな』と思う」と、米林監督が本作に込めた「変わりたいと願う人だけが変われる」というメッセージに深く共感。続けて「自分が嫌いだから良くしようみたいな、これからもそういうスタンスで行こうと思う」とプロ転向後の未来を見つめていた。
同作は、映画『借りぐらしのアリエッティ』の米林監督による長編アニメーション第2弾。2人の少女が体験するひと夏の出来事を、スタジオジブリ史上初のWヒロインで描く。(modelpress編集部)
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