でんぱ組.inc、知名度上昇「いつまでも根暗じゃいけない」心境を語る

19日、都内でビジュアルアーティストブック『DEMPA la mode』（2月18日発売）の発売記念イベントを開催。それぞれのテーマカラーを基調とした個性的な衣装で登場した。

知名度上昇に実感は？

知名度が上がってきている実感を聞かれると、古川未鈴は「私たちの生活や根本的なものがあまり変わっていなくて、私は今でも普通に1人でゲーセンに行ったり、みんなもそれぞれヲタ活をしています」と実感はない様子だったが、「でんぱ組を知って下さる方が増えているのは嬉しいので、いつまでも根暗な感じじゃいけないなって。みんなを引っ張れるくらいの明るさも出して行かなきゃなと思っています」と改めて気を引き締めていた。

「みんなの脳内が書いてある」プライベート感満載

同アーティストブックは、30ページを超える大ボリュームの撮り下ろしページと、ファッション誌「Zipper」での連載を再構成して収録。さらに、新録インタビューやメンバーオフショット、秘蔵の未公開カットなども収録した、でんぱ組.incの個性がてんこ盛りの1冊。

見どころを聞かれると、藤咲彩音は「DEMPA’s KEYWORD A to Zです。AからZまでの質問に答えているんですけど、インタビューでは聞けないようなみんなの脳内が書いてあるので見どころです」と紹介し、最上もがは「メンバーそれぞれが好きなことについて語っているページがおすすめです。（夢眠）ねむだったらお寿司のこと、（古川）未鈴ちゃんだったらゲームのこと、僕は音楽のことを語っているんですけど、自分にとってそれがすごく必要だということをたくさん書いてあるので、でんぱ組のことをもっと知れるんじゃないかと思います」とアピールした。

また、同作を作るにあたっての裏話を聞かれた古川は、「メンバー全員でこの本のために撮り下ろしたカットがあるんですけど、頭の上にスイカやロブスター、かき氷などを乗せて撮影したんですけど、この日はすごく強風で頭が飛んで行っちゃうんじゃないかと思いつつ、さらに周りがプールだったので、落ちたらどうしようとヒヤヒヤしながら撮影しました」と明かした。

“ヲタク”なマイブームとは

最後に、最近ハマっていることを聞かれると、夢眠ねむは「燻製にハマっていて、チップを焚いて作っています。おすすめはカマンベールチーズとウインナーです」、成瀬瑛美は「ロードレースの漫画にハマって、実際に自転車を買って乗り回しています。その作品にハマって騒いでいたら、いつの間にか（古川）未鈴ちゃんもハマって、趣味がみんな違うので、たまに一致するとすごい盛り上がります」といつも通りのヲタクな一面を覗かせた。（modelpress編集部）