上戸彩、24時間の“賜物”に感謝

昨年の10月31日より、ニッポン放送をはじめ全国のラジオ局11局で、目の不自由な人々が安心して街を歩けるように『音の出る信号機』などを設置する募金を呼びかけていたチャリティ・キャンペーン「第40回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の募金受付が、1月31日をもって終了。

ニッポン放送で「上戸彩 ブリリアント・ライフ」（月～金曜よる8時33～38分）のパーソナリティを務める上戸がメインパーソナリティを務めた「第40回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」では、昨年12月24日の正午から翌25日の正午まで、24時間の特別番組を生放送。番組には、ニッポン放送のレギュラーパーソナリティをはじめ多くのゲストが登場しリスナーに募金を呼びかけた。

また今回は、2010年以来4年ぶりにニッポン放送地下2階の“イマジンスタジオからの公開放送”を実施、目の不自由な方たちの苦労や努力の物語を、上戸の朗読＜声＞とアーティストによる生演奏・生歌＜音＞で綴る企画『声と音の物語』を中心に展開。上戸は「みなさんのあたたかい気持ちに支えられて、8年ぶり2度目の『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』24時間生放送を終えることが出来ました。目の不自由な方たちが、いかに不安・不便を感じながら毎日を送っているのか、ひたむきにがんばっていらっしゃるのか、『声や音』がどれほどの支えになっているのか、24時間を通じて伝わっていたら嬉しいです」と呼びかけ、「このミュージックソンで学ばせていただいたことを、これからも大切に守り育てて行きたいと思います。みなさんのご協力、本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

最終募金額の結果が明らかに

およそ3ヶ月間の受付期間に寄せられた募金総額は6,392万7,192円に。また「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の第1回から第40回までの募金総額は、42億7,601万5,831円となった。この浄財は、全日本交通安全協会や日本点字図書館を通じて『音の出る信号機』の設置や、本を音声朗読した『声の図書』、『立体コピー』など、多数の視覚障害者用教育機器などに使われる。（modelpress編集部）