斎藤工、思春期の気まずい瞬間を告白「エロ本が…」

14日、東京都内で行われたWOWOW『特集：100人の映画通が選んだ“発掘良品”』の公開収録後に取材に応じた斎藤。番組で取り上げる映画『カレンダー・ガールズ』の中にある、母親に隠していたエロ本がバレるというシーンについて、斎藤は「中学くらいの1番ギラギラしていた時」の自身の話として「母親が自分の部屋を片付けてしまって、その時に本が整頓されていた。エロ本もジャンル分けされていて『ちゃんと中を見て分けたんだ』と思ってショックだった」と思春期の気まずい瞬間を回想。それでも「エロ本がバレるというのは、男だったら誰でも必ず通る道。でも今の時代はネットがあるから、そういう恥ずかしさを知らないのかも。技術の進化で必要なプロセスがなくなってきている」とダンディーな声で、男子ならではの通過儀礼の消滅を嘆いていた。

また番組テーマにちなんで「最近発掘したもの」を聞かれると「湯たんぽ」といい「暖房の温かさよりも、芯から温められる。湯たんぽは最強。家に帰って、湯たんぽが待っている布団に滑り込む瞬間が懐かしくもあり、たまらない」と古き良き日本の姿を再発見。記者からの「ひと肌は恋しくならない？」との質問には「人間もいいと思うけれど、湯たんぽと近所の銭湯でぬくもりはチャージしている」と独り身を満喫しているようだった。

「日本人の役者として…」

そんな斎藤といえば、2月23日に生中継される『第87回アカデミー賞授賞式』の現地からのレッドカーペット・ナビゲーターを務めることも決まったばかり。「日本人の役者としてプレイヤーならではの導きが出来たら」と意気込みつつ「一応、英語で書いたプロフィールは持って行こうと思う」とハリウッドでの売り込みにも乗り気だった。

同番組は、大手レンタルショップ・TSUTAYAがレンタルコーナーで展開している、埋もれた傑作映画を“発掘良品”としてピックアップする企画とWOWOWシネマのコラボ番組。映画通ゲストをスタジオに招き、斎藤と共に知る人ぞ知る映画を紹介して」いく。3月16日から19日はジャスシンガーの綾戸智恵を招き、映画『カレンダー・ガールズ』『ふたりにクギづけ』などを放送する。（modelpress編集部）