能年玲奈の不安「1週間休みがあると…」
2014.11.22 19:12
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女優の能年玲奈が、不安を明かした。
能年は22日、東京都多摩市にて開催された映画ファンの祭典「第24回映画祭 TAMA CINEMA FORUM」内の「第6回TAMA映画賞」授賞式に出席。最優秀新進女優賞を受賞した能年は「作品は観てくださる方がいるから成立するんだなと再確認しました」と感謝のコメント。「1週間休みがあると、演技をしなくても次大丈夫なのかなと思います」と不安を明かし、「そういうときは何かやらなくちゃと、腹の虫が収まりません。でもこういう賞をいただけると存在してもいいんだなと思います」と笑顔で女優魂をみせた。
今年8月に公開された「ホットロード」で傷を持った少女・宮市和希を演じた能年は、「すごく不器用な子ですけど、一生懸命生きている。そこを頑張りました」と振り返り。1986年から翌年まで別冊マーガレットで連載されていた今作のため、現在とその時代の違いを聞かれ「感情を口にして表現することが今より重いことだなと思いました」といい、「『好きだよ』とか『ババア』とか、今なら簡単に言えちゃうけど、この映画の時代だとすごく重いことだとわかりました。だから和希もお母さんのこと好きと中々言えなくて…言っちゃえばいいのにと思いながら演じていました。だから、そこに苦しむのは今の時代と違うんだな」としみじみ語った。
今年8月に公開された「ホットロード」で傷を持った少女・宮市和希を演じた能年は、「すごく不器用な子ですけど、一生懸命生きている。そこを頑張りました」と振り返り。1986年から翌年まで別冊マーガレットで連載されていた今作のため、現在とその時代の違いを聞かれ「感情を口にして表現することが今より重いことだなと思いました」といい、「『好きだよ』とか『ババア』とか、今なら簡単に言えちゃうけど、この映画の時代だとすごく重いことだとわかりました。だから和希もお母さんのこと好きと中々言えなくて…言っちゃえばいいのにと思いながら演じていました。だから、そこに苦しむのは今の時代と違うんだな」としみじみ語った。
「第6回TAMA映画賞」とは
多摩市及び近郊の市民からなる実行委員会が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる“いきのいい”作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝を込めて表彰した同賞。能年(『ホットロード』)のほか、最優秀作品賞を『野のなななのか』(大林宣彦監督が登壇)、『ぼくたちの家族』(石井裕也監督が登壇)、最優秀男優賞を妻夫木聡(『ぼくたちの家族』『清須会議』『ジャッジ!』『小さいおうち』『渇き。』『STAND BY ME ドラえもん』『舞妓はレディ』)、大泉洋(『青天の霹靂』『清須会議』)、最優秀女優賞を二階堂ふみ(『私の男』『ほとりの朔子』『渇き。』『四十九日のレシピ』※授賞式には欠席)、池脇千鶴(『そこのみにて光輝く』『潔く柔く』『くじけないで』『神様のカルテ2』)、最優秀新進監督賞を劇団ひとり監督(『青天の霹靂』)、坂本あゆみ監督(『FORMA』)、最優秀新進男優賞を菅田将暉(『そこのみにて光輝く』『男子高校生の日常』『陽だまりの彼女』『闇金ウシジマくん Part2』)、太賀(『ほとりの朔子』『男子高校生の日常』『人狼ゲーム』『MONSTERZ モンスターズ』『私の男』『スイートプールサイド』)、最優秀新進女優賞を門脇麦(『愛の渦』『闇金ウシジマくん Part2』)、特別賞を『祖谷物語 ~おくのひと~』(蔦哲一朗監督、武田梨奈が登壇)が受賞し、授賞式に出席した。(modelpress編集部)
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