モデルプレスのインタビューに応じた、「AneCan」モデル森絵里香【モデルプレス】

「AneCan」モデル森絵里香「すごくコンプレックスがあった」 苦悩から表紙デビューまでの変化を告白

2014.11.07 07:10

雑誌「AneCan」12月号では、同誌専属モデルとして4年目を迎えた森絵里香が初の単独表紙デビュー。今回モデルプレスでは、初抜擢に隠された想いや、「色っぽかわいい」美の秘密、知られざる心境の変化に迫った。

  

単独表紙デビューへの想い

― 「AneCan」単独初表紙おめでとうございます!初めて聞いた時、どのように思いましたか?

森:全く想像していなかったので、すっごくびっくりしましたね。その後にじわじわ嬉しい、やったーみたいな気持ちになりました(笑)。お家でまったりしている時にマネージャーさんから電話をもらったんですけど、何かトラブルでもあったのかなってちょっとドキドキしていたんですよ。そのぶん「表紙が決まったよ」って言われて、わ~ってものすごく上がりました。

― 念願が叶いましたね!

森:ずっとやりたいとは思っていたんですけど、「私は表紙をやりたい!目指しているんです」って人に言うことに対して、恥ずかしかったり自信が無かったんです。でも言わないと伝わらないし、専属モデルの子が表紙を飾ることができる場所にいるのだったら、アピールしていこうと思って。1年ぐらい前から人に言ったりブログでも書いたりして、言ったからには頑張らなきゃってやってきた結果が今やれたことにつながっているのかなと思いますね。

― プレッシャーや不安な気持ちはありましたか?

森:聞いてから一週間ぐらいは、よくわからない焦りみたいな気持ちはありましたね。人から言われたわけではないんですが、もっと体をしぼっていい状態にしなきゃと思って変に食事を調節したり、過剰にランニングをやろうとしちゃって。ふと自分らしくないなって思った時に、知らないうちに緊張してプレッシャーを感じていたんだなぁって後から気づく感じでした。

― 撮影までに意識して行ったことは何ですか?

森:大好きなお酒をやめたのと、夜は炭水化物を取らないようにしたぐらいです。今ホノルルマラソンを目指してランニングのトレーニングもしているので、ちょうどよかったのかもしれないですね。でも、“健康的な今の私”だから頂いたお話なので、ここでやりすぎちゃうのは違うなと思って。絶対にお菓子を食べない、夜ごはんを食べないなど厳しいことは決めないで、ゆるく。ちょっと気持ちに余裕が生まれてからの方が、体調も体のバランスもすごくよくなったと思います。

― 撮影当日はどんな気持ちでした?

森:前日は早く寝ようと思ってもなかなか寝られなかったので、やっぱり緊張しているなぁって(笑)。当日は現場に行ったら後はもうやるだけだったので、思っていたよりは意外とリラックスして臨めたつもりだったんですけど、始まったら撮影に時間がかかったので、最初はちょっと硬かったのかもしれません。

「色っぽかわいい」の秘密とは

“色っぽかわいい”と人気を集める、森絵里香
― 今回の表紙、すごく新鮮でかわいいです!御自身で仕上がりを見た時の気持ちを教えてください。

森:うれしかったです。「AneCan」ってロゴが入っているところに自分の顔があって、こういう風になるんだと感動して不思議な気分でした。今回、自分の中で「色っぽかわいい」と描いていたものに、編集長や現場のスタッフから意見も頂いて、それがすごくいい感じに混ざり合った写真だと思います。新しい私を見てもらうのにはピッタリの写真ですね。

― 「色っぽかわいい」は、まさに森さんの雰囲気にピッタリですよね!

森:私が「AneCan」に入った時点で、かわいい系・かっこいい系のモデルさんの世界観がある程度出来上がっていたから、もうそこに入り込む余地がないなぁって感じていたんです。その中で私は何ができるんだろうって自分でもいろいろ考えていて。何回か撮影をしていくうちにこれかもしれないって出していくようになった結果、「色っぽかわいい」存在にしてもらえたのかなと。結果としてはよかったなと思うんですけど、自分では本当に色っぽいのかな、よくわからないなぁって思う部分もあります(笑)。

― モデル歴が長いですが、“色っぽかわいい”の原点は何ですか?

森:私は昔から自分のメリハリのない体型にすごくコンプレックスがあって、胸やくびれみたいなわかりやすい色っぽさにすごく憧れていたんです。でも30歳ぐらいから色っぽいと急に言われ始めたので…、自分ではあまりわかっていないんです(笑)。「色っぽかわいい」の理想はあって、柔らかい雰囲気で親しみやすくて、ちょっとスキがある女の子かなぁと思いますね。

― 森さんにとって「AneCan」はどのような存在ですか?

森:「AneCan」にいられることにプライドを持っています。一流のモデルさんやスタッフの方々がみんなで団結して1つのものを真剣に作っているんだなと強く感じましたね。私もそのチームの中に入りたいと思ったし、この企画だったらえりかちゃんを使おうって思ってもらえるようなモデルになりたいなって思いが芽生えて。ここにいて必要とされていることに、誇りとプライドを持ってやれていると思っています。

3つの美の秘訣

ホノルルマラソンに向けたランニングにより、さらに磨かれたボディを披露
― スタイルキープで気をつけていることは何ですか?

森:きっちりやりすぎないことですね。お腹がすいたら食べるし、9時以降は絶対食べないということもしないです。この日はすごく食べちゃったから次の日は気をつけようとか、1週間内のいろんなところで調整しますね。私はお酒がすごく好きなので、飲む前にはサラダをとるとか、飲んでいる時にカロリーの高そうなものは食べないようにしたりもします。お酒を飲まなかったらこんなに気にしなくていいのかなとも思うんですけど(笑)、趣味でもあるし好きなことだから楽しむためにその分走ろうとか、自分のやりやすいペースで少しづつ調整しながらやるのが一番いいと思います。

― 美肌の秘訣も気になります!

森:とにかく自分でいろいろ試して、自分に合うものを見つけていますね。今週はこの新しいやり方を試してみようって考えている時がすごく好きです。雑誌やメイクさんの話で気になったものは、とりあえず全部写メを撮るんです。後からいろんな情報を見比べて、これだったら私もいけそうだなっていうものをチョイスしています。高いものやエステを試すというよりかは、自分に合うものを自分のペースで探すことですね。昔に比べるとすごくシンプルケアになりました。

― 森さんにとって、やはりランニングも美の秘訣ですか?

森:私はまだマラソンを始めて1、2年ぐらいなのですが、走るのはすごく楽しいし、気分転換にもなるんです。このあいだハーフマラソンにも出場して、やっぱりすごく楽しくて。今はホノルルマラソンを目指して、トレーナーさんにもついてもらっています。マラソンを習い始めると脚の使い方1つで脚が太くなったり細くなったり、こんなに違うんだって思うぐらい違いがいろいろあって。とても恵まれた環境の中で走らせてもらっているので、今はいろんなことを覚えて、ゆくゆくは伝える側にもいきたいなと思いますね。

知られざる素顔

― マラソンもそうですがゴルフも大会に出ていたりと、スポーツ万能ですよね。1つのことをやり始めるとハマるタイプですか?

森:やるとハマっちゃうみたいですね。やらない時はほんとやらないんですけど(笑)今日は部屋中を全部片付けよう!みたいに、やりだすとハマるタイミングってありますよね?あのタイミングが来た時にいろんなものを揃えてテンションを上げていくと、やる気が長く続くので、そのタイミングを待って盛り上げていくタイプです(笑)。

― 今後やってみたいことを教えてください。

森:仕事はもっと幅を広げていきたいですね。若い頃はモデルの仕事にこだわっていて、テレビには出たくないとかモデルだけでやっていきたいってすごく強く思っていた時期があったんです。でも最近いろんなことをやらせてもらう中で、ラジオもテレビも楽しいし、前よりも構えずにできるようになってきたので、もっと広げていきたいなと思っています。来たものは全部やっていきたいですね。

― 御自身で、心境の変化があったのですか?

森:年齢を重ねて30歳を過ぎたぐらいから、自分の中のトゲトゲしさや、とがっていた部分が少しづつ無くなってきて、楽ちんになった気がしますね。30歳になった時に自分をぎゅっと締め付けていたものが開放されていくのを感じたし、31歳になった時にはその感覚がもっとあったので、少しずつ自分のことを認められるようになったのかなと思いますね。

笑顔が絶えない、森絵里香
― 長い間モデルとして第一線で活躍されながらも、いろんな想いを抱えていらっしゃったんですね。

森:昔の方が辛かったです。痩せなきゃとか、みんながしているから私もしなきゃとか、自己評価がすごく低いのにプライドばかり先走るからバランスがすごく悪くて。だんだんそんなに無理をしなくていいよって自分自身を認めてあげられるようになってきたのかな。今はプライドも前よりもいい意味で低くなって、いい意味で高くなった部分もあって、年齢を重ねることによってバランスよくまとまってきたのかなって思っていますね。だから今の方が昔よりすごく楽ですね。

― 本当にいいタイミングで、単独表紙デビューを迎えたんですね。最後に、読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。

森:周りにどう思われてもいいから、自分なりに精一杯真剣にやることですね。将来について相談をしてくださる方もいるんですけど、不安なのは一生懸命やっている証拠ですよね。一生懸命やったら全部が叶うとは思わないけど、自分は満足できて認めてあげられると思うんです。他人の目を気にせず一生懸命真剣にやれば、自分が目指したところには私はいけると思います。

― ありがとうございました。

かわいくて、キラキラでふわふわ。会った瞬間も、美貌と磨かれたスタイルの良さに釘付けになってしまうが、話をするとより一層、気さくな雰囲気と癒し系の笑顔に惹きこまれてしまった。インタビュー中、本人は「色っぽかわいい」と言われることはあまりわからないと笑っていたが、それもそのはず、モデルとして表現しているのではなく、彼女の“最も素の部分”だからなのだろう。新たなステージの一歩を踏み出した彼女の魅力は、今後さらに深まりそうだ。(modelpress編集部)

森絵里香(もりえりか)プロフィール
誕生日:5月2日
血液型:O型
出身地:静岡県
身長:168cm

雑誌「プチセブン」にてデビューし、2001年からは雑誌「with」専属モデル、2011年11月号からは「AneCan」専属モデルとして長期にわたり第一線で活躍中。上品で華やかな美貌から「色っぽかわいい」存在を確立する一方で、無類のスポーツ好きでもありマラソン、ゴルフ、サイクリングなどさまざまな大会にも出場。最近では、ランニングアドバイザーの資格も習得し、ホノルルマラソン2014に向けた日々の記録を「AneCan.TV」での連載やブログで発信。活躍の幅を広げている。
【Not Sponsored 記事】

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