佐藤健、“るろ剣”撮影秘話トークで本音炸裂

佐藤が主演を務め、武井咲、藤原竜也ら豪華キャストが勢揃いした映画「るろうに剣心 京都大火編」のビジュアルコメンタリーが解禁された。

同映画は、興行収入52億円を突破し、今年の邦画実写作品で興行成績第1位を獲得した話題作。12月17日よりブルーレイ＆DVDが発売され、特典映像には緋村剣心役の佐藤、大友啓史監督、谷垣健治アクション監督、小岩井宏悦エグゼクティブプロデューサーの4人によるビジュアルコメンタリーが収録される。

撮影秘話で盛り上がる4人

撮影当時を振り返り、冒頭のシーンから4人による撮影秘話が炸裂。監督が「ロケ地（熊本の万田坑）が画になって、いろいろ撮りたくなってしまった」と語れば、谷垣アクション監督も「シナリオの半ページを映像化するのに、3日もかけていましたよね」と裏側を明かした。また、佐藤は、志々雄（藤原竜也）が炎の中から登場するシーンに言及し、「このシーンが一番好き」とコメント。過去の回想で志々雄が火だるまになるシーンの話になると、小岩井氏が火を使った撮影の後処理に「1週間かけて掃除をした」など、エピソードは尽きない。

さらに、剣心が京都に向かう道中、志々雄一派から家族を失った少年を救うシーンについて、佐藤は「本当の強さとは何か。剣心を通して、今を生きる人たちに感じてほしいですね」と熱く語った。4人の熱気が一気に高まったのは、今作で剣心が初めて敵の大群と戦うシーン。3人は感嘆の声を上げ、佐藤の身体能力を絶賛。ほか、藤原竜也や伊勢谷友介、神木隆之介、田中泯、土屋太鳳らのアクションシーンを振り返り、各キャストの奮闘ぶりを語った。特典映像には、そのほかにも知られざる撮影秘話をたっぷりと明かし、盛り上がっている。（modelpress編集部）



＜ストーリー＞
同作は、和月伸宏による漫画「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」を実写映画化したもの。佐藤が演じているのは、動乱の幕末で「最強」の伝説を残した男、緋村剣心。かつては“人斬り抜刀斎”と恐れられたが、新時代を迎えた明治時代の日本を舞台に仲間たちと出会い、激動の時代を生き抜いてきた宿敵たちと戦いながら、新しい時代での生き方を模索するストーリー。「京都大火編」では、かつて緋村（佐藤）の後を継ぎ“人斬り”の仕事をしてきた志々雄真実（藤原竜也）が、最強の敵となって剣心の前に立ちはだかる。