新垣結衣、新境地で魅せる新たな表情 監督・共演者の絶賛の声
2014.10.16 05:00
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女優の新垣結衣が、新境地で新たな表情を見せ、共演者や監督に絶賛された。
主演映画「トワイライト ささらさや」(11月8日公開)で母親役に初挑戦する新垣。同作はファンタジーとミステリーが融合した全く新しい物語として話題となった加納朋子の小説「ささら さや」(幻冬舎文庫)を映画化。愛する夫を事故で亡くした悲しみを乗り越え、子育てに奮闘しながら、やがて強い母親に成長する過程を演じ、演技派としての新境地に挑んだ。
■映画「トワイライト ささらさや」
出演:新垣結衣、大泉洋、中村蒼、福島リラ、つるの剛士、波乃久里子、藤田弓子、小松政夫、石橋凌、富司純子
監督:深川栄洋
脚本:山室有紀子、深川栄洋
原作:加納朋子「ささら さや」(幻冬舎文庫)
主題歌:コブクロ「Twilight」(ワーナーミュージック・ジャパン)
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2014「トワイライト ささらさや」製作委員会
初の母親 監督が女優・新垣結衣を絶賛
自身のキャリア初となる母親役に挑戦した新垣だが、深川栄洋監督は新垣の印象について「当初は、線の細いエキセントリックな女優さんという先入観がありました。実際は“感性”だけではなく、とても“筋肉質な強い女優”でした」とコメント。「この作品は、赤ちゃんの気を紛らわすためにスタッフが、役者さんのお芝居の邪魔になるようなことを目の前でせざるを得ない場面が多々ありますが、彼女はそれを一切気にしない。感性だけでやっている役者さんでは気が散ってしまいますが、新垣さんは役者としての筋肉、そして技術と忍耐力を兼ね備えた女優というか職人ですね」と撮影の舞台裏を明かし、新垣の女優としての才能を評価した。作品を通して目覚める母性
撮影では、実際に赤ちゃんを抱くシーンも多かったが、日頃、親戚の子どもと触れ合う機会が多かったという新垣は、撮影中の子どもとの接し方やあやし方がとても自然。新垣演じるサヤの亡き夫・ユウタロウ役の大泉洋は「クランクインの時は新米ママという感じだったが、月日が経つにつれ、映画とリンクして母親らしくなっていましたね」と彼女の変化を語った。新垣自身も「撮影中この子に何かあった時、今抱いている私が一番に変化に気づいて守らなきゃいけないという感情が自然にわいてきた」といい、作品とともに自身の母性も芽生えた様子。女優として更なる一歩を踏み出した。作品作りに積極的な姿勢
また、他人の体を借りて、助けに来てくれるユウタロウとの別れの“暖簾越しのシーン”では、大泉とともに1日中泣きっぱなしの演技に挑戦。このシーンについて、新垣は「監督の意図した“暖簾越し”に納得がいかず、現場で話し合いました。だから映像として見るまでどうなるかがはっきりわからなかった」とコメント。作品作りに積極的で、自分の演技を追求するだけでなく、自身の立ち位置も考慮している新垣だが、深川監督は「あの年代で“主演女優”という立場をよく理解していますね。役者の中のリーダー(監督)になって、周りの役者さんへの気配り、フォローをよくしていました。“仕事”という意識と責任感の高さを彼女から感じました」とその姿勢を絶賛している。(modelpress編集部)出演:新垣結衣、大泉洋、中村蒼、福島リラ、つるの剛士、波乃久里子、藤田弓子、小松政夫、石橋凌、富司純子
監督:深川栄洋
脚本:山室有紀子、深川栄洋
原作:加納朋子「ささら さや」(幻冬舎文庫)
主題歌:コブクロ「Twilight」(ワーナーミュージック・ジャパン)
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2014「トワイライト ささらさや」製作委員会
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