妻夫木聡×蒼井優が再び恋人役に「最高のアンサンブル」 豪華俳優陣集結で山田洋次監督が20年ぶり喜劇
2014.09.25 10:50
国民的映画「男はつらいよ」をはじめ、 「武士の一分」「おとうと」「小さいおうち」など、50年以上にわたりその時代に生きる“家族”を撮り続けてきた山田洋次監督の最新作の製作が決定し、豪華出演者が発表された。
1995年の「男はつらいよ」シリーズ終了後20年ぶりに、ファン待望の本格的な喜劇映画「家族はつらいよ」を製作。誰もが共感し、笑い、そして涙する…そんな、山田ワールド全開の、これぞ日本映画、これぞ日本の笑い、ともいえる、日本中を笑いで包む喜劇映画の真骨頂が誕生する。
「現代の家族を喜劇で描くなら、このメンバーが最高のアンサンブル」と山田監督が大絶賛する俳優陣とともに、「東京家族」と同じ家族構成ながら、まったく異なる別の家族の物語を今度は“喜劇”で作り上げるという、新たな試みに挑んだ意欲作で“山田喜劇の集大成”。映画館で、思い切り声を出して笑い、笑った後に少し励まされて、「明日からまた頑張るか」と心軽やかな気持ちで家路につく――そんな、家庭や仕事のストレスもぶっ飛ばす、全ての日本人に贈る作品となる。
クランクインに当たり、山田監督はスタッフに「男であり、女であり、人間であることは、難儀で厄介。でも何とか生きていかないといけない。そういう意味で、1969年から始まった寅さんシリーズに、『男はつらいよ』というタイトルをつけました。今回、それと全く同じ意味合いで、この『家族はつらいよ』というタイトルをつけました。家族というのは、厄介で、大変煩わしいもので、無くてもよいと思うこともあるのだけれど、やはり切り捨てられない問題。そのつらさを何とか切り抜けていかねばならない、そのためにドタバタする、そんな滑稽で不完全な人間を、懸命に表現したいと思います。それを見た観客は、“あぁ、ダメなのは自分だけじゃないんだな”と安心して笑ってしまう。映画館で、観客と作り手が、笑いを共有していく――そんな喜劇にしたいと思います」と語った。(modelpress編集部)
名作のキャストが同じ家族構成で再び集結
出演には、近作「東京家族」で“家族”を演じた8名の実力派豪華俳優陣が、再び結集。橋爪功×吉行和子が離婚危機に瀕する熟年夫婦を演じ、絶妙なコンビネーションを見せるほか、長男夫婦に西村雅彦×夏川結衣、長女夫婦に中嶋朋子×林家正蔵、次男カップルに妻夫木聡×蒼井優らが扮する。「現代の家族を喜劇で描くなら、このメンバーが最高のアンサンブル」と山田監督が大絶賛する俳優陣とともに、「東京家族」と同じ家族構成ながら、まったく異なる別の家族の物語を今度は“喜劇”で作り上げるという、新たな試みに挑んだ意欲作で“山田喜劇の集大成”。映画館で、思い切り声を出して笑い、笑った後に少し励まされて、「明日からまた頑張るか」と心軽やかな気持ちで家路につく――そんな、家庭や仕事のストレスもぶっ飛ばす、全ての日本人に贈る作品となる。
山田洋次監督コメント
9月19日よりクランクインし、現在撮影中。11月下旬にクランクアップし、2016年の全国公開を予定。クランクインに当たり、山田監督はスタッフに「男であり、女であり、人間であることは、難儀で厄介。でも何とか生きていかないといけない。そういう意味で、1969年から始まった寅さんシリーズに、『男はつらいよ』というタイトルをつけました。今回、それと全く同じ意味合いで、この『家族はつらいよ』というタイトルをつけました。家族というのは、厄介で、大変煩わしいもので、無くてもよいと思うこともあるのだけれど、やはり切り捨てられない問題。そのつらさを何とか切り抜けていかねばならない、そのためにドタバタする、そんな滑稽で不完全な人間を、懸命に表現したいと思います。それを見た観客は、“あぁ、ダメなのは自分だけじゃないんだな”と安心して笑ってしまう。映画館で、観客と作り手が、笑いを共有していく――そんな喜劇にしたいと思います」と語った。(modelpress編集部)
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