「Seventeen」三吉彩花、“禁断の恋”に落ちた女子高生を熱演

EXILE・AKIRA主演で現在放送中の関西テレビ・フジテレビ系ドラマ「GTO」（毎週火曜よる10時～）。最終回まで残すところ3話となったが、9月2日放送の9話では、1話から教室へは行かず保健室登校を繰り返していた三吉演じる宮地めいりが、鬼塚（AKIRA）が赴任する1年前、担任の木原（竹財輝之助）と恋愛関係にあったという衝撃的な過去が明らかになる。

三吉彩花、めいりの恋心を語る

当時、2人の関係が知られたことで周りから白い目で見られ始めた木原は、心を病み、教壇を離れることに。真剣な交際を続けていためいりにとって、根も葉もない憶測で木原を追い込んだクラスメートたちは、恨むべき存在に変わってしまった。保健室登校をすることでクラスメートとは距離を置き、憎きクラスメートたちを追い込むべく、復讐を決意しためいり。三吉は、めいりの恋について「尊敬します！あそこまで人のことを好きになれるのはすごいなって。一方で、その想いがみんなへの復讐という方向に向いていしまったことに関しては、そうならなかったら良かったのにと思う部分もあります」と純粋な故の複雑なめいりの心境を語った。

クールな表情から一変　声を荒げるシーンも

物語の中盤では、鬼塚やクラスメートの前で心に溜めこんでいためいりの想いが爆発し、声を荒げて心情を表現する場面も。このシーンの撮影について、「みんなにキツい言葉を発するシーンでは、その裏に木原先生への愛情が出るよう心がけて演じました」と振り返り、教師との禁断の恋に落ちたという女子高校生という難しい役作りについては「誰かに復讐してやりたいくらい人を愛するという経験はなかったので、役作りには苦労しました。9話を終えて、今は“やりきった”という感じです」と語った。

専属モデルをつとめる雑誌「Seventeen」では、単独表紙を飾ると同時に、毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞やヨコハマ映画祭最優秀新人賞などを受賞し、注目の若手女優の一人である三吉。9話では、鬼塚がめいりに向き合うことでかつてないほど激情をあらわに。クールで飄々とした表情から一変し、その変貌ぶりを熱演した彼女に注目したい。

■9話あらすじ

めいり（三吉彩花）の不審な行動に気づき始めていた鬼塚（AKIRA）は、教室にめいりが姿を現さない理由をほなみ（比嘉愛未）に直撃。前の担任教師・木原元一（竹財輝之助）とめいりが禁断の恋愛関係にあったと聞かされる。木原は人気教師だったが、このことをきっかけに校内で激しいバッシングを受け、心を病んで休職に追い込まれたという。

この話を鬼塚がめいりに向けると、めいりは鬼塚が赴任してからA組で起こったトラブルは、自分が火付け役だったと白状。以前、皆が自分や木原にしたことと同様、ちょっとした実験だと明かし、「学校もクラスのやつらも許せない」と恨みを口にする。鬼塚は「俺が絶対におめぇをクラスに戻す」とめいりに心を開かせようとするが…。

翌朝、校内の壁に「志条あゆなは葛木隆一の子供を妊娠している」という怪文書と産婦人科から出て来るあゆな（松岡茉優）の写真が無数に貼られ、職員や生徒たちは騒然。内山田（田山涼成）らはあゆなと葛木（菊池風磨）を問いただすが、すでに中絶手術を受けたとあゆなに打ち明けられ、この問題を隠匿しようとする。そして翌日、鬼塚にめいりからメールが届く。そこに書かれたURLを開くと、「今から1時間後に…自殺します」と自殺をネットで生中継しようとするめいりの姿が…！（modelpress編集部）