坂本龍一、森山未來も絶賛　世界中で愛されるエンターテイメントが日本初上陸

ピナ･バウシュ亡き後、世界のダンス界を牽引するシディ・ラルビ・シェルカウイと、彼の10年来の盟友ダミアン・ジャレが作り上げたダンスパフォーマンス「バベル BABEL（words）」は、2010年の初演から世界40を越える都市で上演され、話題を呼び続けてきた作品。この夏、満を持して初の日本公演が実現する。

今の時代にこそ観るべき！現代の世界が生み出す「衝突」「混乱」そして「共生」を、鮮烈なダンス・音楽・美術で描く

タイトルの「バベル」は、旧約聖書の「バベルの塔」の物語に由来。天まで届く巨大な塔を築き神に近づこうとした人間が、神の怒りを買い、言葉をバラバラにされた「バベルの塔」の物語をモチーフに、シェルカウイとジャレは現代世界の混乱と希望を描く。今作には10を超える様々な国から才能に満ち溢れたダンサーやミュージシャンが集結。ライブ感に溢れるノリのいいダンスと音楽のあいまに、さまざまな言語が飛び交う。日本語も聞こえてくるはずだ。音楽も、中世イタリア・インド・日本の伝統音楽が融合し生まれた、聴いたこともない刺激に満ちた新しい音楽がライブ演奏される。

今作の重要なテーマの一つは境界線。小さな境界線から大きな境界線まで、親密なものから恐ろしいものまで、あらゆる境界線から、美しいダンスや、おかしなダンスや、真摯なダンスが生まれる。

難しいことが分からなくても、圧倒的なパフォーマンスをただ全身で楽しむだけでもよいし、現代世界が生み出す混乱や共生を深く考えるきっかけにしてもよい。楽しみ方はあなた次第だ。

現代アートが舞台セットに！

また、舞台のセットにも注目してほしい。現代イギリスを代表する彫刻家アントニー・ゴームリーが手がけた直方体の巨大な5つのフレームは、物語のキーとなる境界線を表現。巨大なフレームはシンプルでありながらも、ダンサー達が巧みに操り、思いもかけない形を作り出していく。舞台上で変幻自在に動く生（なま）の現代アートを体感してほしい。

ダンスと音楽と美術が融合した新しいアートと賞賛される本作。超絶技巧も至高の美も笑いも満載、今まで見たことのない全く新しいダンスパフォーマンスは見逃せない。

森山未來も絶賛

今作を絶賛している俳優・森山未來は「あまりに膨大な情報が同時に行き交い、正誤の判断すらままならない。そんな現代。身体表現、そして音楽でさえも情報を伝達するための一つの『ことば』だとして。この舞台の上に散りばめられたありとあらゆる『ことば』でもって、バベルの塔にまた人々は集結することができるのだろうか。しかしそれはまた、何を意味することなのか」と今作を紹介。「これはダンスパフォーマンスでも演劇でもコンサートでもない。では何だ。一緒に考えてくれませんか？」と呼びかけている。（モデルプレス）

■「バベル BABEL（words）」東京特別公演
会場：東急シアターオーブ（渋谷ヒカリエ11階）
公演日程
2014年8月29日（金）18：30開場／19：00開演
2014年8月30日（土）13：30開場／14：00開演
2014年8月31日（日）13：30開場／14：00開演

チケット情報
席種・料金 S席 9，000円（税込）／A席 7，000円（税込）
入場制限　未就学児入場不可

公演に関するお問合せ
サンライズプロモーション東京 0570-00-3337（10：00～19：00）

主催：TBSテレビ／PROMAX

「バベル BABEL（words）」公式サイト　http://www.promax.co.jp/babel_words/