岡田准一、「色気がある」 共演者絶賛

4日、都内にて行われたNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の第28回「本能寺の変」完成試写会・会見に登場した岡田。役柄の衣装を着こなし登場した。

岡田の演技へのこだわりとは

戦国時代きっての天才軍師・黒田官兵衛の生涯を描く同ドラマ。第28回では、天下を揺るがす大事件「本能寺の変」を迎える。歴史上の名セリフとともに描かれたシーンに、岡田は「有名なセリフなので、これが言えるならやりたいと思った」と思い入れが強いセリフだったことを告白。羽柴秀吉役を務める竹中直人と話した上で同シーンの掛け合いに臨んだと明かし、「ちょっと悪そうに言えていればいいなぁと。いろいろ考えていたけど、自然とやりました」と現場の勢いにのり自然体でこなしたという。出来栄えを問われると「悔いはないです」ときっぱりと言い切った。

一方で、竹中は、撮影に関して「共演者の方が岡田君を始め、最高の人ばかりなので。みんな色気があるんですよね。憧れるんですよ」と岡田を見つめながらコメント。「映ってるだけで、何でみんな色気がこんなに出せるんだろうって。若手の俳優もみんな魅力的でしょ？松坂桃季くんとか。もう現場は楽しくて楽しくて…」と共演者とともに楽しんで撮影をこなしていることを語った。

今後のストーリーの展開

また、自身の役柄について岡田は「大河ドラマではギリギリなくらい悪い顔をしているので」と照れ笑い。今後の展開については「信長はスーパースターなので、カリスマがいなくなったってことはすごく大きいことですね。ここから物語が進んで、家康様も出てきていろんなことが密になってくるので、楽しみにしてくれたらうれしいなと思います」とアピール。最後にも岡田は、今後の官兵衛の活躍ぶりに触れ「いろんな悪いことをしていくと思いますね」と笑いながら語った。

会見には、寺尾聰（徳川家康役）、江口洋介（織田信長役）も出席した。第28回は、13日午後8時より放送される。（モデルプレス）