中山美穂、「全くわからなかった」

16日、都内にて行われたNHKのプレミアムドラマ「プラトニック」完成試写会に出席した中山。白のビジューワンピースを着こなし、美脚を披露した。

「全くわからなかった」心境を吐露

心臓疾患を抱える娘を持ち、必死に治療を願うシングルマザー役を務めた中山。以前のお芝居の感覚を戻すのが大変だったと言い、「役を掴む細かいヒントを探るのが大変でした。いろんなことを感じながら演じています」と取り組みを告白。自身のシングルマザー役については「自分自身と重ねたり比べたりはしていません。全くわからなかった」ときっぱりコメント。「みんな自分自身わかっていないと思うので、答えを出さずにわからないものはわからないままで演じていけたらなと思います」と意気込んだ。

今回、中山を抜擢した脚本家の野島伸司は「彼女は、この日本で僕の中ではナンバー１ですね。情感という部分では最強だと思っています」と絶賛。さらに「どんな種類の人の心にも届く珍しい人だし、多面的で、デリカシーもある。抱擁力も力強さも持っている珍しいタイプの女優さんですね。この仕事をしていなくても、何でも成功できた人だと思います」と賞賛すると、中山はうつむきながらも笑みを見せた。

プライベートでは一部報道において、夫で歌手・作家の辻仁成との離婚も報じられている中山。退場時に質問が飛ぶと、無言のまま会場を後にした。また同イベントには、KinKi Kidsの堂本剛も出席した。

究極の愛の形を表現

同作は、心臓疾患を抱える娘の治療を必死に願うシングルマザー・沙良のもとに、自らの心臓を譲りたいというミステリアスな青年が現れる。沙良がその青年に恋心を抱いてしまう様子を究極の愛のかたちで描く。謎の青年をKinKi Kidsの堂本剛が演じる。BSプレミアムにて、5月25日よる10時よりスタート。（モデルプレス）