「いいとも」 32年の歴史に幕、タモリが最後の挨拶<スピーチ全文>
2014.03.31 23:19
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1982年よりスタートした「笑っていいとも!」(フジテレビ系)が、31日放送の「グランドフィナーレ 感謝の超特大号」をもって32年間の歴史に幕を下ろした。
同番組の司会を32年間務めてきたタモリは、番組ラストのスピーチで「視聴者のみなさんから私に、たくさんの価値をつけていただき、またこのみすぼらしい身にたくさんの綺麗な衣装を着せていただきました。そして今日、ここでみなさま方にお礼をいう機会をいただいたことに感謝したいと思います」と感謝。その後は、「ウキウキWATCHING」を出演者全員で合唱し、「それではまた明日も見てくれるかな?」というタモリのお決まりの台詞で終了した。
みなさんのおかげで、本当にここまで来ることが出来ました。考えてみれば本当に気持ちが悪い男でしてね。こういう番組で以前の私の姿を観るのは私大嫌いなんですよね。気持ちが悪い。濡れたしめじみたい。イヤーなヌメーとしたような感じで、本当に嫌でして私はいまだに自分の番組を観ません。
また、それで性格が当時ひねくれておりまして、不遜で生意気で世の中舐め腐ってたんですね。そのくせ何にもやったことがないんですけど、それがどうした訳か、亡くなられました初代の横澤プロデューサーから仰せつかりまして、大体3ヵ月か半年くらいで終わると思ってたら、32年になりました。生意気なことでやってたんですけど、長い間に視聴者のみなさまがいろんなシチュエーション、いろんな状況、いろんな思いでずっと観てきていただいたのが、こっちに伝わりまして私も変わりました。なんとなくタレントとして形をなしたというわけです。
視聴者のみなさんから私に、たくさんの価値をつけていただき、またこのみすぼらしい身にたくさんの綺麗な衣装を着せていただきました。そして今日、ここでみなさま方にお礼をいう機会をいただいたことに感謝したいと思います。32年間本当にありがとうございました。
タモリ、最後の挨拶<スピーチ全文>
出演者スタッフのおかげで32年間無事に終わることが出来まして、感慨っていうのがまだないんですよね。ほっとしただけで、来週の火曜日くらいにくるんじゃないかと思います。明日もALTAに来なくちゃなりません。楽屋の整理があるんです。私物がいっぱい置いてありますんで。みなさんのおかげで、本当にここまで来ることが出来ました。考えてみれば本当に気持ちが悪い男でしてね。こういう番組で以前の私の姿を観るのは私大嫌いなんですよね。気持ちが悪い。濡れたしめじみたい。イヤーなヌメーとしたような感じで、本当に嫌でして私はいまだに自分の番組を観ません。
また、それで性格が当時ひねくれておりまして、不遜で生意気で世の中舐め腐ってたんですね。そのくせ何にもやったことがないんですけど、それがどうした訳か、亡くなられました初代の横澤プロデューサーから仰せつかりまして、大体3ヵ月か半年くらいで終わると思ってたら、32年になりました。生意気なことでやってたんですけど、長い間に視聴者のみなさまがいろんなシチュエーション、いろんな状況、いろんな思いでずっと観てきていただいたのが、こっちに伝わりまして私も変わりました。なんとなくタレントとして形をなしたというわけです。
視聴者のみなさんから私に、たくさんの価値をつけていただき、またこのみすぼらしい身にたくさんの綺麗な衣装を着せていただきました。そして今日、ここでみなさま方にお礼をいう機会をいただいたことに感謝したいと思います。32年間本当にありがとうございました。
32年の歴史に幕
同日正午放送の8054回目をもってレギュラー放送が最終回を迎えた「いいとも」。「グランドフィナーレ」では、女優の吉永小百合のほか、明石家さんま、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ナインティナインら豪華歴代レギュラー陣が集結。伝説的な番組のフィナーレに華を添えた。(モデルプレス)
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