今秋NHK朝ドラ、初の外国人ヒロインがお披露目 相手役も発表
2014.03.04 17:12
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4日、平成26年度後期NHK連続テレビ小説「マッサン」(2014年9月29日スタート)の主役夫婦、夫・マッサン役、妻・エリー役が決定し、お披露目された。
同日、東京・渋谷NHKにて「マッサン」主役夫婦発表記者会見が行われた。朝ドラ第91作目にして初の外国人ヒロインには、スコットランド人を祖母に持つ、米国出身の女優、シャーロット・ケイト・フォックス(28)に決定。国内232、海外289の総勢500人を超えるオーディションの中から、今回シャーロットが選ばれた。なお夫役マッサンは、俳優の玉山鉄二が演じる。
日本については、「皆さん優しく親しく接してくれます。愛のシャワー、助けてくれるシャワーを浴びている。みなさんプライドを持って仕事をしているのが感じられて、アメリカと違う世界があるんだなと思いました」とコメント。なお、まだ日本語をしゃべることが出来ず、5月のクランイクインに向けて勉強中とのこと。
“夢に生きる不器用な日本男児”と“大阪弁を話す気品溢れる英国人妻”というデコボコ夫婦が織りなす、大いに笑って、大いに泣ける“夫婦の人情喜劇”となっており、外国人ヒロインの眼差しを通して、厳しい時代を生き抜いた「日本人の底力」を豊かに描き出す。
脚本を担当するのは、映画「パッチギ」や「フラガール」、NHKドラマ「とんび」などを手がけた羽原大介氏。
なお、連続テレビ小説「マッサン」は、2014年9月29日より、2015年3月28日まで全150回で放送される。(モデルプレス)
■シャーロット・ケイト・フォックス(Charlotte Kate Fox)
1985年8月14日生まれ。米国出身。カレッジ・オブ・サンタフェの演劇ダンス専攻でBFA(学士)、ノーザンイリノイ大学の演劇専攻にてMFA(修士)を終了する。「ステラ・アドラー・スタジオNY」等、著名スクールで演技・ダンススキルを磨き、舞台、映画で経験を積む。米国では舞台を中心に女優として活動中。
ヒロイン抜擢に「信じられない」
日本でのテレビドラマ初出演ながら、朝ドラヒロインの大役に挑戦する。决定の報せを、無料通話ソフト「スカイプ」にてパジャマを着たまま知ったというシャーロット。「すごく名誉なことだと感じました。まだ自分に起こったことだと信じられない。私のようなものがやっていいのかという気持ちはあります。早く撮影に戻りたいです」と心境を語った。日本については、「皆さん優しく親しく接してくれます。愛のシャワー、助けてくれるシャワーを浴びている。みなさんプライドを持って仕事をしているのが感じられて、アメリカと違う世界があるんだなと思いました」とコメント。なお、まだ日本語をしゃべることが出来ず、5月のクランイクインに向けて勉強中とのこと。
起用の理由は?
製作統括の櫻井賢チーフ・プロデューサーは、シャーロットの起用理由について、「日本人にも親しめるような雰囲気や笑顔をお持ちで、そして何よりも演技力がずば抜けている。3分以上ある台本をお渡しして、一週間足らずで身につけてこられた。セリフの意味をわかっていて、自分のものにしている。そういった演技の面から、彼女を選ばせて頂きました」とコメントした。NHK連続テレビ小説「マッサン」
現在放送中の「ごちそうさん」、吉高由里子主演の次回作「花子とアン」に続く第91作「マッサン」。同作は、札幌オリンピックの“日の丸飛行隊”を支援し、北海道余市の名誉町民となり、日本のウイスキー誕生を支えた竹鶴政孝とその妻リタがモデルの“夫婦の奮闘記”。国産ウイスキーの黎明期を創出した鳥井信治郎との出会いが物語中盤を彩り、やがて舞台は大阪から北海道へと展開する。“夢に生きる不器用な日本男児”と“大阪弁を話す気品溢れる英国人妻”というデコボコ夫婦が織りなす、大いに笑って、大いに泣ける“夫婦の人情喜劇”となっており、外国人ヒロインの眼差しを通して、厳しい時代を生き抜いた「日本人の底力」を豊かに描き出す。
脚本を担当するのは、映画「パッチギ」や「フラガール」、NHKドラマ「とんび」などを手がけた羽原大介氏。
なお、連続テレビ小説「マッサン」は、2014年9月29日より、2015年3月28日まで全150回で放送される。(モデルプレス)
■シャーロット・ケイト・フォックス(Charlotte Kate Fox)
1985年8月14日生まれ。米国出身。カレッジ・オブ・サンタフェの演劇ダンス専攻でBFA(学士)、ノーザンイリノイ大学の演劇専攻にてMFA(修士)を終了する。「ステラ・アドラー・スタジオNY」等、著名スクールで演技・ダンススキルを磨き、舞台、映画で経験を積む。米国では舞台を中心に女優として活動中。
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