ドラマ「医龍4」、新キャスト発表 初の2世タッグが実現
2014.02.10 10:32
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俳優・坂口憲二が主演するフジテレビ系の医療ドラマ「医龍4~Team Medical Dragon~」の新キャストが発表された。
初の2世ダッグ
6日に放送された第5話では、L&P病院へ検査にやってきた桜井修三(平幹二朗)を見て、意味深な笑顔を浮かべていた野口賢雄(岸部一徳)。13日放送の第6話では、接点がないように見えた桜井と野口の2人の意外な過去と関係が明らかになる。劇中に登場する当時の回想シーンで大学時代の桜井修三を演じるのは平幹二朗の長男で俳優の平岳大。同じく大学時代の野口を演じるのは岸部一徳の長男でミュージシャンの岸部大輔。2人の若かりし日の姿をそれぞれの息子が演じるという、またとないキャスティングが実現した。
父の青年期を熱演
その回想シーンとは1960年代の医学生たちによる学生運動のシーン。ヘルメットをかぶり、口にはタオル、手には木材という完全武装をした医学生役の役者たちの中へ同じ扮装をした平と岸部が登場。収録前に壇上で紹介されるやいなや、すっかり学生運動中の気分になりきっているみんなから、野太い声で「桜井!」「野口!」コールが沸き起こる。やや驚きながらも笑顔で「よろしくお願いします」と頭を下げる2人。桜井の演説シーンとなり、平は壇上に立ち、野口役の岸部は医学生役の人ごみの中へ。雪も降ろうかという寒さを吹き飛ばすくらいの桜井の力強い演説に、「おー!」と拳を突き上げ、これまた力強く応えていく野口ら医学生たち。それはリハーサルを重ねるごとに白熱し、本番ではスタッフのカットの声も届かないくらいの気合いだった。
とは言え、あまりの寒さに、平と岸部はスタンバイ中はちょっとした合間に屈伸したり、腕を回したり、口もとにあるタオルを「マフラー代わりになるね」と笑い合ったりしながら、楽しそうに談笑していた。
本人コメント到着
出演決定に、平は「僕が桜井の若かりし頃を演じることでみなさんが楽しんでいただけるなら、僕も楽しんで演じてみようかなと思いました。話をいただいてすぐに父(平幹二朗)に電話をしました」と喜びをあらわに。「もし今の桜井のクセなどがあれば、それを若い頃からやっているという、リンクしている部分を作ろうと思って聞いてみたのですが、“今回は素直に演じてるよ”との返事でした」と裏話を告白した。また、岸部は「この話が来た時には“やっぱり”と思いました。『医龍2』でも出演していたこともあり、そろそろ声がかかるのでは…と覚悟をしていたので(笑)そんなに驚かずに済みました」とコメント。「純粋にいい医師を目指して頑張っていた青年・野口を演じられればいいなと思って挑戦しました。今回の撮影では平岳大さんとご一緒だったので、胸を借りるつもりで楽しくやらせてもらいました」と語っている。(モデルプレス)
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