元テラスハウス宮城大樹が涙の引退 メンバー駆けつけ熱い抱擁
2014.01.26 17:11
25日、東京・後楽園ホールにてキックボクサー・宮城大樹(Dyki)の引退セレモニーが行われた。宮城は昨年末まで、男女6人がシェアハウスに住み、共同生活する様子を追うリアリティーショー「テラスハウス」(フジテレビ系)にレギュラー出演していたこともあり、会場にはメンバーの姿も見られた。
涙で最後のメッセージ
キックボクシングの認知度を向上すべく昨年1月に「テラスハウス」に入居した宮城だったが、同年8月に脳の一部分に水が溜まった「くも膜嚢胞(くもまくのうほう)」が発覚し引退を決意。この日のエキシビジョンマッチがラストリングとなり、最後の挨拶では「みなさんに応援してもらえてすごく幸せものです、この涙は悔しいと悲しい涙ではなくて、こんなにも応援してくれる人たちがいるってことで嬉し涙です。めっちゃ感謝しています。本当にありがとうございます」と涙を流しながらも笑顔でメッセージを送った。会場全体に響きわたった“大樹コール”
エキシビジョンマッチでは、試合開始から勢いよく飛び蹴りを炸裂させるなど、終始笑顔を崩さずに楽しむ宮城の姿が印象的だった。残り時間が30秒を切ると“大樹コール”は会場全体に響きわたる。そこからは1秒ごとにその声が大きくなり、試合終了のゴングが鳴ると「大樹お疲れさまー!」という声とともに、大歓声が上がった。「テラスハウス」メンバーからも花束
試合終了後、選手や関係者から宮城に花束が贈呈される中、現在も「テラスハウス」に出演中の俳優・菅谷哲也もリングへ。花束をわたすとともに、熱い抱擁を交わし親友をねぎらった。会場には菅谷のほか、現メンバーで写真家の今井洋介、元メンバーでギャルモデルの今井華、グラビアアイドルの筧美和子、モデルの島袋聖南も駆けつけ、リングサイドから応援。宮城の最後の勇姿を見届けて涙を流した。姉でファッション誌「ViVi」専属モデルの宮城舞の姿もあった。人気ぶりを証明
関係者によると、あまりの人気ぶりにこの日は座席数を増やして対応。それでも足りず会場には立ち見をする観客が後を立たなかったという。“キックボクシングを有名にしたい”宮城が掲げた夢、そしてその想いが多くの人の心に刻まれていた、確かな証だった。大樹の今後
宮城は先日、事務所に所属し芸能界入りを発表したばかり。「Dykiは今日で完全になくなるんですけど、これからは宮城大樹として立派な人間になっていくと思うんで、これからも応援よろしくお願いします」。新たなスタートを切った彼の今後に期待したい。(モデルプレス)
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