楽天優勝　田中将大投手を支えてきた妻・里田まいを振り返る

田中と里田は番組の共演がきっかけで知り合い交際をスタート。約2年間愛を育み、2012年1月に婚約を発表。シーズン開幕前、3月20日に入籍した。

里田はその翌月の2012年3月、プロスポーツ選手向けの食事管理に精通したスペシャリスト「ジュニア・アスリートフードマイスター」の資格試験に合格したことをブログで報告。アスリートを支える妻としての意欲をうかがわせた。

田中と里田はシーズン終了後、2012年12月10日（現地時間）にアメリカ・ハワイ島にて挙式。里田は純白なウエディングドレスを着用し「これからも二人で助け合いながら、明るい家庭を築いていきたいと思います」と幸せいっぱいのコメントをした。

田中の前人未到の偉業の裏に里田の支えあり

そして2013年、田中は開幕から怒涛の連勝街道。それとともに里田も脚光を浴びはじめる。開幕16連勝のプロ野球新記録を達成した際には、フジテレビ「Mr.サンデー」と同局「とくダネ！」が、田中の偉業の裏側に里田の支えがあるとし、彼女がブログで紹介している手料理を特集した。

「ジュニア・アスリートフードマイスター」の資格を持つ里田は、栄養バランスやカロリー計算はもちろん、栄養の吸収などといった面からもメニューを考案。その“内助の功”に、ファンからは感心のコメントが殺到した。

楽天、リーグ初優勝！田中は胴上げ投手に

2013年9月26日、楽天がリーグ初優勝。仙台から埼玉・西武ドームに駆けつけた里田は、胴上げ投手になった夫の勇姿を見届けた。同日のブログでは「とってもとっても、とーっても嬉しいです！今でも信じられない気持ちです」と歓喜のコメントをし、「9回裏、主人がマウンドに上がる時ときは、周りが見えなくなるくらい、なんとも言えない熱い感情がこみ上げてきました。心臓の鼓動がドックンドックン、背中から鳴ってました。これは初めての経験でした」とその瞬間を振り返った。「絶対に主人ならやってくれると信じていました。本当にこれ以上ない最高の時間をありがとうございました」と感謝の思いも伝えた。

日本シリーズ開幕…しかし涙

10月26日に「日本シリーズ2013」が開幕。里田は田中が先発した第2戦を、田中の両親とともにKスタ宮城で観戦。試合前に観客席に飛んできた巨人のシートノックの打球を素手でキャッチしたことが報じられ、またしても話題を集めた。

田中は今月2日、球団初の日本一がかかった第6戦で先発するも敗戦。涙を流していた里田だったが、試合後はブログを更新し「たくさんのコメント、本当にありがとうございます！！感謝します。私も下は向いてませんよ。だって闘いはまだ続いてる！！明日はもっともっと、今日以上に応援します！！！」とつづっていた。

そして翌日となる今日、楽天リーグ優勝の時と同じく、田中が胴上げ投手となった。前日160球完投し疲労が見えても不思議ではないが、田中は気迫で巨人のバッターをねじ伏せた。それはどんな状況下でも支え、声援を送り続けた“妻・里田まい”の気持ちが後押ししたからに他ならないだろう。（モデルプレス）