ドラマ「クロコーチ」制作発表に出席した剛力彩芽

剛力彩芽、男性俳優陣に囲まれ「正直怖かった」

2013.10.03 18:10 views

女優の剛力彩芽が3日、神奈川県内で行われたTBS系ドラマ「クロコーチ」（10月11日スタート、毎週金曜よる10時 ※初回85分スペシャル）の制作発表に出席した。

男性俳優陣ばかりの刑事ドラマの現場でヒロインを演じる剛力は「最初は正直怖いなぁと思っていました」と本音を告白。スタジオの端にいる剛力に、長谷川朝晴ら共演者が声をかけたことがきっかけで打ち解けたといい「今では本当に優しく声をかけてくださったり、ちょっかいやいたずらも。いい意味で緊張感がある現場なので、参加できて嬉しいです」と充実感をのぞかせた。

◆視聴率は「気にしない」

「週刊漫画ゴラク」（日本文芸社）で連載中の同名コミック（リチャード・ウー／コウノコウジ）をドラマ化。昭和43年に実際に起き今もなお未解決の「3億円強奪事件」の真犯人は生きているという仮説のもと、「県警の闇」と呼ばれ部下もいない孤高の悪徳刑事・黒河内圭太（くろこうちけいた・長瀬智也）とその内偵を任された新人キャリア刑事・清家真代（せいけましろ・剛力）がコンビを組み、事件の真相に迫る。

東京大学法学部出身、清廉潔白で生真面目な新人刑事という役どころの剛力は、刑事役への憧れを明かし「やっと念願の刑事役ができる」と喜びを弾けさせた。役作りについては「（真代は）自分の感情を出すのが苦手な女の子なんですが、表情ははっきり出していいよと言われていて、まだ探り探りです」と苦労も。ネイビーのジャケットにブラックの膝丈スカート、レザーのショルダーバッグという衣装は剛力自ら意見を出したもので「刑事っぽくないことを意識して、ジャケットの色やスカートの長さは結構こだわりました。この鞄は相棒のようなもの」とこだわりをアピールした。

所属事務所の先輩にあたる上戸彩が出演した同局「半沢直樹」は、瞬間最高視聴率46．7％（ビデオリサーチ調べ・関東地区）という今世紀最高（2013年9月24日時点）のヒットを記録。剛力は「（視聴率を）気にせず、みんなで力を合わせて頑張りたい」とし、「1人でも多くの方に、3億円事件について知っていただけたら。素直に心に突き刺さる物語ができたらいいと思います」と抱負を述べた。

会見にはほか長瀬智也、東幹久、金子賢、渡部篤郎が出席。香椎由宇は体調不良のため欠席した。（モデルプレス）