「半沢直樹」が視聴者の心を掴んだ5つの理由とは?
2013.09.22 21:00
今クール1番のヒットとなっている日曜劇場「半沢直樹」(毎週日曜日よる9時~、TBS系)。最終回直前の第9話では、平均視聴率35.9%、瞬間最高視聴率40.1%を叩きだした。今回モデルプレスでは、独自の視線から、「半沢直樹」が視聴者の心を掴んだ5つの理由を分析してみた。
同作は、池井戸潤の人気小説をドラマ化。バブル期に“一生安泰”と言われていた大手都市銀行に入行した銀行員・半沢直樹(堺雅人)が、銀行の内外に現れる敵と戦い、格闘していく痛快エンターテイメント。半沢を支える妻・花役を上戸彩が、最大の敵となる大和田常務役を香川照之が演じている。
以下では、「半沢直樹」の魅力を5つのポイントに分類し紹介。
第1章(第1話~第5話)は、融資失敗の責任を上司に押し付けられた半沢が、融資額5億円を全額取り戻すため奮闘する物語。続く第2章(第6話~最終話)は、資金の運用失敗で120億もの損失を生んだ融資先の担当となった半沢が、様々な敵と策略に立ち向かいながらも再建に向け、全力を尽くすという物語が展開。どちらも上司やその取り巻きが“敵”で、半沢を支える同期・部下や家族が“味方”という分かりやすい構図になっている。
数多くの個性派たちが集結した今作だが、そんな中でも特に異彩を放っているのが、半沢の宿敵・黒崎を演じる片岡愛之助だ。国税局員・黒崎は事あるごとに半沢に突っかかってくるという役どころで、その特徴は一度聞いたら忘れられない“オネエ言葉”。何度となく半沢を窮地に陥れる物語のキーマンとして、強烈なインパクトを残している。
自宅で繰り返される夫婦の会話は、結婚記念日をドタキャンされた花に半沢が「この埋め合わせは必ずするから」と頭を下げたり、不満が募った花が「マイホーム建てたんだって、直樹と同期の近藤さんは。家族で海外旅行に行くんですって、直樹と同期の近藤さんは」とまくし立てたりと、至って平凡。ほのぼのかつコミカルな他愛もない2人のやりとりが、怒涛の展開を迎えるストーリーの箸休めとなる。
以上、モデルプレスが分析した「半沢直樹」が視聴者の心を掴んだ5つのポイントはいかがだっただろうか?残すところ後1話となった同作だが、上記の点に着目して観るのも楽しみ方のひとつかもしれない。
最終回(9月22日放送予定)では、これまで様々な相手に「やられたら、10倍返し」してきた半沢が、またも周りの策略によって追い詰められてしまう。裏で違法な取引を繰り返してきた大和田常務の不正を暴くことができるのか、絶体絶命のピンチを切り抜けることができるのか、半沢の運命に注目が集まる。(モデルプレス)
以下では、「半沢直樹」の魅力を5つのポイントに分類し紹介。
1.意外にも単純明快なストーリー
「半沢直樹」というタイトルや銀行員という職業から“お固い”印象を受けるが、敵味方がはっきりしている単純明快なストーリーが軸。物語の大筋は、ヒーローが悪者をやっつけるという“戦隊物”に近しいものがあるため、子どもから大人までどの層でも抵抗なく観ることができる。第1章(第1話~第5話)は、融資失敗の責任を上司に押し付けられた半沢が、融資額5億円を全額取り戻すため奮闘する物語。続く第2章(第6話~最終話)は、資金の運用失敗で120億もの損失を生んだ融資先の担当となった半沢が、様々な敵と策略に立ち向かいながらも再建に向け、全力を尽くすという物語が展開。どちらも上司やその取り巻きが“敵”で、半沢を支える同期・部下や家族が“味方”という分かりやすい構図になっている。
2.「やられたら、倍返しだ!」という耳に残る決め台詞
近年最もヒットしたドラマともいえる松嶋菜々子主演の「家政婦のミタ」(日本テレビ系)を思い出して欲しい。表情一つ変えずに吐く決め台詞「承知しました」で、一世を風靡した“ミタさん”を。「家政婦のミタ」のように、ヒットドラマの多くには決め台詞が存在するが、「半沢直樹」の場合、それが「やられたら、倍返しだ!」。第1話放送終了直後から巷ではこの決め台詞が流行、さらに先日放送終了した連続ドラマ「ショムニ2013」(フジテレビ系)でも、最終話で江角マキコ演じる主人公が「やられたら、倍返しだ!」を捩った決め台詞を早速使用。テレビ業界にまで影響を及ぼし、早くも今年の流行語大賞候補に挙がっている。3.変幻自在の“カメレオン”俳優・堺雅人の熱演
変幻自在の演技派俳優として、地位を確立している堺雅人。今作でも、その“カメレオン”ぶりは健在。あるときは、仕事熱心な銀行員に、またあるときは妻に頭の上がらない優しい夫にと、コロコロと変わる表情で、視聴者を飽きさせない熱演を見せている。ドラマや映画に出演する度に、その演技力に称賛の声が寄せられる堺だが、今作でまた評価を上げたようだ。4.「半沢直樹」の世界観を盛りたてる味のある脇役俳優たち
このドラマに欠かせないのは、何と言っても味のある脇役俳優たち。大和田常務演じる香川照之、半沢の同期・渡真利役の及川光博ら、主役級の役者陣はもちろんのこと、同じく半沢の同期・近藤役の滝藤賢一や第1章で半沢の敵となった浅野支店長役の石丸幹二などにも注目が集まっている。数多くの個性派たちが集結した今作だが、そんな中でも特に異彩を放っているのが、半沢の宿敵・黒崎を演じる片岡愛之助だ。国税局員・黒崎は事あるごとに半沢に突っかかってくるという役どころで、その特徴は一度聞いたら忘れられない“オネエ言葉”。何度となく半沢を窮地に陥れる物語のキーマンとして、強烈なインパクトを残している。
5.怒涛の展開を迎えるドラマの箸休め、半沢直樹(堺雅人)&花(上戸彩)夫妻のコミカルなやりとり
一部の層から絶大な支持を得ているのが、半沢直樹(堺雅人)&花(上戸彩)のやりとりが描かれる自宅シーン。普段は鋭い目つきと的確な判断力で威厳を放っている半沢だが、花の前では一転、目尻が下がり一気に優しい顔つきになる。自宅で繰り返される夫婦の会話は、結婚記念日をドタキャンされた花に半沢が「この埋め合わせは必ずするから」と頭を下げたり、不満が募った花が「マイホーム建てたんだって、直樹と同期の近藤さんは。家族で海外旅行に行くんですって、直樹と同期の近藤さんは」とまくし立てたりと、至って平凡。ほのぼのかつコミカルな他愛もない2人のやりとりが、怒涛の展開を迎えるストーリーの箸休めとなる。
以上、モデルプレスが分析した「半沢直樹」が視聴者の心を掴んだ5つのポイントはいかがだっただろうか?残すところ後1話となった同作だが、上記の点に着目して観るのも楽しみ方のひとつかもしれない。
最終回(9月22日放送予定)では、これまで様々な相手に「やられたら、10倍返し」してきた半沢が、またも周りの策略によって追い詰められてしまう。裏で違法な取引を繰り返してきた大和田常務の不正を暴くことができるのか、絶体絶命のピンチを切り抜けることができるのか、半沢の運命に注目が集まる。(モデルプレス)
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