テラスハウスのキックボクサー、志半ばで強制引退
2013.08.16 23:30
10代・20代の男女の共同生活を追ったテレビ番組「テラスハウス」(フジテレビ系、毎週金曜よる11時)。16日の放送では、キックボクサー・宮城大樹がキックボクシングを引退することがわかった。
前回(9日)の放送では、病院で脳の検査を受けた大樹が、医師から、脳の一部分に水が溜まった「くも膜嚢胞(くもまくのうほう)」であること、そして「頭への衝撃が加わるようなスポーツはさせられない。つまり結論から言うと、これ以上、キックボクシングを続けさせることはできないです」とはっきりと告げられたシーンで終了。今回は、茫然自失といった表情でただただ頷くしかなかった大樹のその後が放送された。
何も言葉を発することができないまま、自らが置かれた状況を理解しようと努める大樹。しばらくして「キックボクシングを続けたらどうなりますか?」と医師に質問するが「命を落としかねない」と言われてしまう。それでも現役続行の道を探ろうと、続けざまに「手術はできないんですか?手術すれば現役は続けられますか?」と聞くも、「もちろん手術はできるが、頭の手術をした選手は頭蓋骨の強度が弱くなるので現役続行はできない」と返される。もうキックボクシングは続けられないと理解した大樹は、目から大粒の涙を流した。
その後、所属ジムTARGET会長・伊藤隆氏に会いに行き、病状の報告をした大樹は「自覚症状がない」と現役続行を望んでいることを暗に伝えようとするも、会長は「話は聞いている。ドクターストップだから試合を組むことはできない」と話し、大樹に引退を決断するように促す。
とある日、テラスハウス元住人のギャルモデル・今井華とプロサーファー・湯川正人らも合流して、7月28日に20歳の誕生日を迎えた“てっちゃん”こと俳優志望の菅谷哲也の誕生日パーティーがテラスハウスで開かれた。しかし大樹は、てっちゃんの誕生日パーティーがあることを知りながらも、今の落ち込んだ心境のままでは、てっちゃんを心から祝えないと、ジムで黙々とグローブを磨いていた。
そこに帰宅しようとしていた同じジムに所属する羅王丸がやってくる。羅王丸に「話を聞いて欲しい」と話しかけた大樹は、自分が置かれている状況を説明。羅王丸は「一緒にベルト巻きたかった…」と肩を落とす。大樹は「ジムを辞めることは会長に迷惑をかけるからトレーナーの仕事は続ける」「俺には格闘技しかない。テラスハウスに出演してから周囲の人に応援されることが増えたのに、頑張ることがなくなってしまった…」と涙を流し、「今日は帰りたくないから付き合って欲しい」と羅王丸に頼み込んだ。
てっちゃんの誕生日会が終わってからテラスハウスに帰宅した大樹は、メンバー全員に「話がある」とリビングに集まってもらい、自らの病気のこと、引退せざるを得なくなったことを告白。その話を聞いたメンバーは絶句し、てっちゃんは大粒の涙を流す。大樹は「やりたいことが見つかるまで、ここにいさせて欲しい。これからも宮城大樹をよろしく願いします」と話した。
動画配信サービス「フジテレビオンデマンド」では現在、過去の放送を配信中。
詳細はhttp://fod.fujitv.co.jp/s/genre/variety/ser2203/
何も言葉を発することができないまま、自らが置かれた状況を理解しようと努める大樹。しばらくして「キックボクシングを続けたらどうなりますか?」と医師に質問するが「命を落としかねない」と言われてしまう。それでも現役続行の道を探ろうと、続けざまに「手術はできないんですか?手術すれば現役は続けられますか?」と聞くも、「もちろん手術はできるが、頭の手術をした選手は頭蓋骨の強度が弱くなるので現役続行はできない」と返される。もうキックボクシングは続けられないと理解した大樹は、目から大粒の涙を流した。
その後、所属ジムTARGET会長・伊藤隆氏に会いに行き、病状の報告をした大樹は「自覚症状がない」と現役続行を望んでいることを暗に伝えようとするも、会長は「話は聞いている。ドクターストップだから試合を組むことはできない」と話し、大樹に引退を決断するように促す。
とある日、テラスハウス元住人のギャルモデル・今井華とプロサーファー・湯川正人らも合流して、7月28日に20歳の誕生日を迎えた“てっちゃん”こと俳優志望の菅谷哲也の誕生日パーティーがテラスハウスで開かれた。しかし大樹は、てっちゃんの誕生日パーティーがあることを知りながらも、今の落ち込んだ心境のままでは、てっちゃんを心から祝えないと、ジムで黙々とグローブを磨いていた。
そこに帰宅しようとしていた同じジムに所属する羅王丸がやってくる。羅王丸に「話を聞いて欲しい」と話しかけた大樹は、自分が置かれている状況を説明。羅王丸は「一緒にベルト巻きたかった…」と肩を落とす。大樹は「ジムを辞めることは会長に迷惑をかけるからトレーナーの仕事は続ける」「俺には格闘技しかない。テラスハウスに出演してから周囲の人に応援されることが増えたのに、頑張ることがなくなってしまった…」と涙を流し、「今日は帰りたくないから付き合って欲しい」と羅王丸に頼み込んだ。
てっちゃんの誕生日会が終わってからテラスハウスに帰宅した大樹は、メンバー全員に「話がある」とリビングに集まってもらい、自らの病気のこと、引退せざるを得なくなったことを告白。その話を聞いたメンバーは絶句し、てっちゃんは大粒の涙を流す。大樹は「やりたいことが見つかるまで、ここにいさせて欲しい。これからも宮城大樹をよろしく願いします」と話した。
キックボクシングで世界一を目指しながらも、志半ばで絶たれてしまった大樹は、テラスハウスのメンバーたちと共に、次の夢を探す決意をする。大樹がどのような答えを出すのか、見守りたい。
「くも膜嚢胞(くもまくのうほう)」とは
先天的な原因で、くも膜に髄液(ずいえき)などの透明または黄色味をおびた液がたまった嚢胞ができるもの。嚢胞が大きくならず周りに影響を与えなければ、様子を見るが、大きくなってくると脳を圧迫し、けいれんや頭痛などを起こすことがある。治療は、嚢胞を切除する。「テラスハウス」とは
昨年10月にスタートした同番組は、男女6人のシェアハウスで繰り広げられる友情や恋愛を追ったリアリティ番組。メンバーの卒業と加入が定期的にあり、現在は俳優志望の菅谷哲也(てっちゃん)、キックボクサーの宮城大樹、グラビアアイドルの筧美和子、ミュージシャンの住岡梨奈、写真家の今井洋介、モデルでフリーターの武智ミドリの6人が一緒に暮らしている。(モデルプレス)動画配信サービス「フジテレビオンデマンド」では現在、過去の放送を配信中。
詳細はhttp://fod.fujitv.co.jp/s/genre/variety/ser2203/
【Not Sponsored 記事】