「ONE PIECE」作者、2号連続休載を謝罪「不覚です」

2013.05.24 13:53

扁桃周囲膿瘍で現在入院中の人気コミック「ONE PIECE」の作者・尾田栄一郎氏が23日、「週刊少年ジャンプ」（集英社）を2号連続で休載することについて謝罪した。

同誌公式サイトにて、「不覚です！少々我慢しすぎて事態を悪化させてしまいました」と病状を報告した尾田氏は、「続きを楽しみにしてくれている読者の皆様と、暴れるのを楽しみにしている麦わらの一味の皆様に、多大な迷惑をおかけしております」と謝罪。

「次回せっかく新展開なのに、早く読んで欲しい気持ちでいっぱいです。少年達の2週間がどれ程長いか承知してます。ちょっと待っててください」とメッセージを送った。

尾田氏は、21日に入院。集英社は、27日発売の26号、5月3日発売の27号を休載すること発表していた。

ファンからは、「そんな、謝らないで下さい」「尾田さん、どうかご無理なさらず…！」「このコメント読んで改めて尊敬」「人間休息が必要なときもあると少年が知るのもよいことだからしっかり休んで治してね」といった応援のコメントが殺到している。

「ONE PIECE」は、1997年34号に連載スタートした主人公・モンキー・D・ルフィが、〝ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）〟を巡る海洋冒険ロマン。単行本の累計発行部数は69巻までで、2億8000万部を突破し国内最高記録、テレビアニメ、映画、ゲームといったメディアミックス作品としても展開している。（モデルプレス）

■尾田栄一郎氏　休載に関するメッセージ＜全文＞

不覚です！少々我慢しすぎて事態を悪化させてしまいました。

続きを楽しみにしてくれている読者の皆様と、暴れるのを楽しみにしている麦わらの一味の皆様に、多大な迷惑をおかけしております。

ただ今痛ェ治療を続けております。

次回せっかく新展開なのに、早く読んで欲しい気持ちでいっぱいです。少年達の２週間がどれ程長いか承知してます。ちょっと待っててください。

尾田栄一郎