華原朋美、「薬物依存症が100％治ったとは思ってない」　

2013.04.16 11:43

アーティストの華原朋美が、16日放送の情報番組「ノンストップ！」（フジテレビ系）に生出演し、17日に発売される7年ぶりのニューシングル「夢やぶれて -I DREAMED A DREAM-」をTV初披露。歌唱後、復帰にかける思いを赤裸々に語った。

昨年12月に約5年半ぶりの芸能界復帰を果たした彼女は、レースのノースリーブトップスとペプラムスカート、白のハイヒールという上品な出で立ちでスタジオに登場。ピアノやストリングス部隊をバックに、声量の増した情感あふれる伸びやかな声で、ミュージカル映画「レ・ミゼラブル」（12年公開）で劇中歌としても使用されている新曲を力強く歌い上げた。

歌唱後には「（昨年復帰を果たした）FNSの後からいろんなことを考えながら今日の日に辿りつけたことがすごくうれしくて、感謝しています」と充実の表情で語った華原。「本当は随分前に『レ・ミゼラブル』の舞台に出たくてこの歌をオーディションで歌わせていただいたんですが、落ちまして…こういう形で再会できたので本当にありがたいです。（自分の）色々な過去がこの曲と重なった部分があって、レコード会社の方からお話いただきました」と同楽曲を選んだ理由を明かした。

MCを務めるバナナマン・設楽統に「ファンの中には復帰して本当に大丈夫なの？って心配する方もいると思うんですが、どうですか？」と問われると「私自身も自分が薬物依存症などに対して100％治った、という風には思っていないつもりなんです」と神妙な顔で切り出し、「これから先もいろんなことがあるので、強い気持ちで向かっていかなきゃいけない。それはファンの皆さんも同じだと思うので、こんな私でも出来たんだから、というメッセージを伝えて行くべきだなと思います」と復帰にかける強い思いを語った。

先月には日本最大級のファッション＆音楽イベント「GirlsAward 2013 SPRING／SUMMER」に出演し、涙を浮かべながらの熱唱で約3万人の観客を魅了した華原。リスタートを誓った彼女のさらなる活躍に期待したい。（モデルプレス）

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