仲里依紗、結婚までの奔放な道のりを振り返る

◆振り幅の広い“カメレオン女優”として台頭

2010年、映画「時をかける少女」と「ゼブラーマン －ゼブラシティの逆襲－」で見せた対照的な演技が評価され、第34回日本アカデミー賞を含む数々の映画賞を受賞した仲。清楚な役どころから大胆な衣装を身にまとったセクシーな役までこなす“カメレオン女優”として頭角を表すと、その後も「モテキ」「BRAVE HEARTS 海猿」など話題作に立て続けに出演する。

また、昨年10月から放送されたTBS系「レジデント～5人の研修医」では、ゴールデンタイムの連続ドラマ初主演。「自分的には切らないと納得いかなかったので」と、キックボクシングが趣味というパワフルな役柄に合わせて髪を30cm以上もバッサリとカットするなど、プロ根性を見せつけた。

◆浅野忠信との15歳差カップルが話題に

女優として順調にキャリアを積む一方で、プライベートでの奔放ぶりも話題に。33万人を超すフォロワーを有する自身のTwitterでは「恋愛禁止なんてロボットだって近い将来感情が芽生えてできないかもしれないのに、血が流れてる生身の人間にそげん事いったって無理や！人として生きるな！って言われてるのと一緒だよね」「日本の芸能界ってへんに真面目な考えの人ばっかりだからなー。面白いものを生みだすパワーが少しずつかけつつある」といった持論を展開し波紋を呼んだ。

さらに、2012年2月には俳優の浅野忠信（39)との熱愛が発覚。大胆な路上キス写真のほか、Twitterで一緒にいることを匂わせる投稿を繰り返すなど、15歳差カップルの交際の行方に注目が集まっていたが、昨年10月には破局が決定的に。直後の11月中旬、中尾が仲の自宅マンションで一夜を過ごしたことが一部週刊誌により報じられ、新たな熱愛の噂が浮上した。

◆友だちから恋人へ…本格交際に発展

10年公開の映画「時をかける少女」で初共演して以来、数年来の友人関係にあった仲と中尾。昨年7月放送のトークバラエティ番組「キャサリン」（関西テレビ・フジテレビ系）に揃って出演した際には、中尾が仲の性格を“臆病”と分析し、「なんで知ってるんですか？」（仲）、「分かるよ 里依紗ちゃんのことは。どれだけ一緒にいたと思ってるの？」（中尾）といった親密さをうかがわせるやり取りを披露していた。

再共演したNHKドラマ「つるかめ助産院」（2012年8月放送）のクランクアップ後に本格交際をスタートしたという二人は、所属事務所からのFAXを通じ「私たちは結婚することになりました。四年前に初めて出逢って以来、とても仲の良い友人でしたが、お互いに尊敬し合え、この人となら幸せな家庭を築けると確信し、結婚することを決めました。二人の合言葉はBIG LOVE。この言葉を大切に人生を歩んでいきます」と報告。

同時に、仲は現在妊娠3ヶ月であることを発表。生涯の伴侶に加え、母の強さをも手に入れた彼女は、女優としてもさらなる進化を見せてくれるに違いない。（モデルプレス）