新垣結衣×堺雅人「リーガル・ハイ」続編決定　SPゲストも発表

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」（2005年公開）で「第29回日本アカデミー賞」最優秀脚本賞、「ゴンゾウ 伝説の刑事」（2008年、テレビ朝日系）で「第27回向田邦子賞」をはじめ、数々の脚本賞受賞歴を持つ古沢良太氏によるオリジナル作品。「法律」と「笑い」の2つの要素が絶妙に組み合わさった大人が笑える極上コメディとして「第50回ギャラクシー賞」や、国際的なドラマ祭「東京ドラマアウォード」の優秀賞を受賞するなど、高い評価を得た。

堺は「スペシャルのお話を聞いて、飛び上がるほど喜びました。楽しい共演者の皆さんや、頼れるスタッフさんたちに再会できる。そして何より、あの古美門研介の毒舌をもう一度味わうことができる」と喜びをあらわに。一方で「ただ残念なのは」と切り出し、「スペシャルということで、オープニングシーンを海外で撮影すると聞いていたにもかかわらず、都内から3時間の距離の雪山に呼び出された」とぶっちゃけ。「あわててパスポートを更新したのに。この鬱憤は、すべて演技にぶつけます」と意気込んだ。

新垣は「それぞれが濃厚でかわいらしい？いとおしい？（笑）リーガル・ハイの世界の面々に、再びお会いできることが、とてもうれしく楽しみです。リーガルリズムを思い出して頑張ります。本当に楽しみです」とコメント。レギュラーの生瀬勝久、小池栄子、田口淳之介（KAT‐TUN）、矢野聖人、里見浩太朗らも引き続き出演する。

今回のスペシャルは、中学校のいじめ問題がテーマ。学校の屋上から転落し、足やろっ骨を骨折した少年の母親が、いじめではなく友達同士の悪ふざけによる事故だとする学校側の説明に不信感を抱き、黛真知子（新垣）に相談。自分が請け負うべき依頼だと快諾した黛だったが、一人で確実に勝てるかどうか不安がよぎり、古美門研介（堺）を頼る。古美門は「ガキと学校が大嫌いだ」と瞬殺するものの、結局依頼を引き受けることに。一方、学校側は、古美門に対して並々ならぬ敵対心を燃やす三木長一郎（生瀬勝久）に弁護を依頼。三木は、この依頼を弁護士の勅使河原勲（北大路欣也）に一任することに決める…というストーリーが展開される。

スペシャルにゲストとして登場する北大路は「この役は70の手習い。ご期待を」とコメント。「官僚たちの夏」（2009年7月期、TBS系）以来の共演に堺は「4年前にご一緒させていただいていますが、そのときは貫禄と迫力に吹き飛ばされそうになりました。今回は古美門として、なんとか張り合いたいと思っています」と宣言している。

また、ドラマの成河広明プロデューサーは、北大路について「日本を代表する俳優である北大路欣也さんの重厚かつ鋭い演技が、堺雅人さん扮する古美門研介という日本一濃いキャラクター、また新垣結衣さん扮する黛真知子という日本一真っすぐで頑迷なヒロインと、ドラマ上でどのような化学変化を起こすのか楽しみに思い、三顧の礼をもってお迎えしました」と起用理由を明かしている。

土曜プレミアム特別企画 スペシャルドラマ「リーガル・ハイ」は4月13日よる9時より放送。（モデルプレス）