山本裕典や安倍なつみら豪華キャストが共演　人気シリーズ舞台化決定

同舞台は、「我々はなぜ生きるのか、どのようにして生きるのか」というビジョンを掲げている宮本亜門が演出の舞台「NIPPON文学シリーズ」の第3シリーズで、今回は2012年4月に第2弾が行われた際、リーディング形式で上演された小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）原作の「耳なし芳一」を舞台化。子どもの頃に「怖い話」「昔話」として触れたことがある同物語は、様々な作家や映画監督、あるいは劇作家が自身の作品の中に盛り込み、取り上げられ続けている。

演出を担当するのはリーディング公演に引き続き宮本亜門。出演者は、ドラマ「桜欄高校ホスト部」や舞台「トロイラスとクレシダ」などに出演の若手実力派俳優の山本裕典、元・モーニング娘。のメンバーで卒業後は女優として舞台やドラマに出演している安倍なつみ、連続テレビ小説「ちりとてちん」や「魔法戦隊マジレンジャー」などに出演し、舞台やドラマで活躍している橋本淳、映画や舞台、ドキュメンタリーでCMのナレーションなど幅広く活躍している益岡徹といった、実力派の豪華キャストが出演する。

舞台「耳なし芳一」は、2013年4月13日（土）からKAAT神奈川芸術劇場にて上演。（モデルプレス）

■舞台「耳なし芳一」

出演者：山本裕典、安倍なつみ、橋本淳、花王おさむ、大西多摩恵、大駱駝艦（若羽幸平、橋本まつり、鉾久奈緒美）、益岡徹
演出：宮本亜門
台本：高羽彩
原作：小泉八雲
公演日程：2013年4月13日（土）～21日（日）
場所：KAAT神奈川芸術劇場（ホール）

【ストーリー】
阿弥陀寺に芳一という盲目の琵琶法師が住んでいた。芳一は平家物語の弾き語りが得意で、特に壇ノ浦の段は「鬼神も涙を流す」と言われるほどの名手だった。芳一はある武士に請われて「高貴なお方」の屋敷に琵琶を弾きに行くこととなる。そんなある日、芳一のことを不審に思った武士が、芳一の耳をもぎ取って去っていく…。