きゃりー、“つけま”ブレイクから紅白初出場まで…怒涛の2012年を振り返る
2012.12.27 11:23
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2011年にデビューし、「2012年ヒットしたと思う人物」第1位に選ばれたきゃりーぱみゅぱみゅ。多くの話題を作り、今年大きく飛躍した彼女の1年を振り返る。
2012年大ブレイク、「ヒットしたと思う人物」第1位
きゃりーは、2009年秋にファッション雑誌「KERA」のストリートスナップに初めて登場し、その後本格的に「Zipper」「KERA」「HR」などで読者モデルとして活動を開始。つけまつげ、ウィッグと人形のようなファッションに身を包み、奇抜かつ理論を超越したファッションを自由に楽しむ姿が特徴的で、自身のブログでも独特な世界観を繰り広げた事から全国の原宿ファッションに憧れる女子中高生のカリスマ的存在となった。モデル活動と共に音楽活動も並行して行い、2011年8月に中田ヤスタカプロデュースによるミニアムバム「もしもし原宿」でデビュー。
2012年1月にファーストシングル「つけまつける」をリリースした際には、「SMAP×SMAP」に出演し、SMAPと共に「つけまつける」を披露。この日の収録のために同楽曲をヘビロテしていたというSMAPの木村拓哉は、「お風呂で頭を洗ってシャンプーを流していたら、いつのまにか(サビ部分の)『つけまつけま~つけまつける~♪』って歌っていた。あれはびっくりしたね」と同楽曲の遊び心満載の歌詞と特徴ある曲調の魔力に取りつかれたことを明かし、話題を呼んでいた。
続けて4月には、セカンドシングル「CANDY CANDY」を発売。多数のCMへの出演や、4月よりフジテレビ系列のトークバラエティ番組「キャサリン三世」にレギュラー出演を果たした事からメディア露出が増え、5月発売のアルバム「ぱみゅぱみゅレボリューション」はオリコンウィークリーランキングに初登場2位でランクイン、その人気をセールスにつなげた。
秋には、カジュアルブランド「g.u.」のイメージキャラクターに選出され、同ブランドのCMソングとしてサードシングル「ファッションモンスター」が起用。本人も出演したこのCMの印象的な曲調とダンスに日本中の注目が集まった。
音楽のヒットだけではなく、数々の話題を集めてきたことが評価され「ベストドレッサー賞」「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」「ミュージック・ジャケット大賞2012」など数々の賞を受賞したが、「VOGUE JAPAN Women of the Year 2012」授賞式の際、降壇時に転倒。鼻の下をトロフィーに打ち付け3針縫う怪我を負い、その後のイベントなどでは、“つけヒゲ”や“おしゃれな絆創膏”を着用し、怪我を隠す事さえも彼女らしく演出していた。
これまでになかった彼女独特のスタイルや雰囲気、世界観で話題を集めてきた事から、インターネット調査会社・株式会社マクロミルによる「2012年ヒットしたと思う人物」のランキングで1位を獲得。ファッションモデルだけでなく、アーティストだけでもない、カテゴリーに収まりきれない存在として2012年大ブレイクを果たした。
きゃりーの叶えたい夢は“世界にはばたく”こと
名実ともに2012年大ブレイクを果たした彼女は、本年度の「第63回NHK紅白歌合戦」初出場が決定。「紅白2012きゃりーぱみゅぱみゅメドレー」を披露する事となり、2012年の活動を締めくくる。出場決定が発表されると自身のブログにて「うれしぃいいいいいいいEEEEE!キラキラパフォーマンスで紅組を盛り上げていきたいと思います!スペシャル衣装も考えよう楽しみ♪るんるん」とコメントし、初出場の喜びをあらわにした。
そんな彼女が7月に行われたイベントで明かした叶えたい夢は、“世界にはばたく”こと。自らの原点である“原宿カワイイカルチャー”を世界に広める事が目標だと言い、自身の作品やブログで発信を続けている。来年も様々な方面で活躍が期待できるきゃりーの動向に注目していきたい。(モデルプレス)
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