100%の感情<真崎ゆか「Tokyo REAL Style」 Vol.43>

2012.09.12 11:52

2011年度「第44回日本有線大賞」にて「有線放送協会賞」を受賞、2011年レコチョク新人アーティストランキング第5位を獲得。2012年8月8日には詩音・SIMON・K.J.とのフィーチャリングで話題となった楽曲を収録した2nd ALBUM「Tears of Heart」をリリース。

せつなく・儚い…数々の叶わない恋をテーマにした真崎ゆかの世界観が共感を呼び、今多くの女性たちから注目されるR&Bシンガー「真崎ゆか」が放つモデルプレス連載「Tokyo REAL Style」Vol.43。

  

100%の感情

残暑がまだまだ厳しい毎日ですが、みなさんいかがお過ごしですか?

もう学校やお仕事が始まって、だけど夏休み気分が抜けない方もまだいるかな?

私は、“夏が終わっていく感じ”がすごく嫌いです。

陽射しは強いんだけど風が涼しくなっているのを感じた時や、蝉の声がどんどん少なくなっていくこと(居たら居たでうるさいなんて言うくせに…)、街を歩けばもう秋物の洋服がたくさん並んでいること…いろんな所で少しずつ夏が終わっていくことを感じますが、それがどうにも寂しくてたまらないんですよね。。

そんな私ですが、ここ最近舞台にハマっていて、この夏も時間があれば色々と見に行っていました。

舞台と音楽ライブはパッと見、全然違うことのようだけど、演技というものの世界観から感じ取れることは案外多く、それが音楽にも繋がる部分がたくさんあるということをすごく感じているんです。

それから他のアーティストの方のライブやダンスイベントを見に行くことも、とても楽しみなんですよね。

そんな中で私が一番意識して見ているのが、「100%の感情がそこにあるか」ということ。

ものすごく楽しそうにライブパフォーマンスをしている人を見たりすると、自然とこっちまで嬉しくなっちゃう感じ。体が自然とリズムに揺れちゃう感じ。笑みが溢れてくる感じ。

舞台でもやっぱりあるんですよね、その役が今感じている感情を100%の心で表現していないと、あまりセリフが心に入ってこなかったり耳に残らなかったり。。

そうやって色々なモノを見ていくと、自分自身にも「自己満ではダメだ」と改めて痛感させられたり、「完璧を求めることよりも、“らしさ”を存分に出していくことの大切さ」を心から感じます。

それは、自分が音楽をやっているからということはもちろん、一人の人間としても、そう感じたんです。

私は、幼い頃から自分の感情を表に出さない人間でした。

思いっきり楽しんではしゃぐのがかっこ悪いと思っていたし、すぐに感情的になって怒る人や大泣きをする人は自分をコントロールできないダメなヤツだって思っていたりもしました。

特に大人は、我慢する生き物だと勝手に思い込んでいたみたいです。

クールでいることと冷めた目で世の中を見ること、私の中では違いがわかっていなかったのかもしれません。

…だからいつの間にか、思いっきり楽しむ方法がわからなくなっていました。

私はいつも、どこか傍観者のような、自分が自分を客観視しているようなそんな気分でした。

でもね、“無邪気な大人たち”との出逢いが、私の心を変えてくれました。

かなり冷えきった心が、少しずつ溶かされていく感覚。最高だと感じるパフォーマンスを見た時もそうですが、音楽の仕事をしている中でもその感覚に陥ります。

デビューをしてから今まで、本当にたくさんの最高なクリエイターの方々との出逢いがありました。本当に感謝しております。

私が魅力を感じた方は、大抵なにかしらの“無邪気”を持っている方たちでした。

撮影現場でも、時々いたずらっこの子供みたいに笑っているカメラマンさんやディレクターさん、スタイリストさんやメイクさんがいたりして、「大人でもこんなに無邪気でいいんだ!楽しんでいいんだ!はしゃいだっていいんだ!」なんて私は教えられたような気がしたんです。

そういう無邪気な方ってきっと、頭がものすごく柔軟だから、人が思いつかないようなアイディアを生み出したり、他にないモノを作り出したりしてきているんだろうな…と感じたんです。

生活をしていく、仕事をしていく上でもちろん楽しいだけではダメだって思う。

だけど、一度きりで後戻りが出来ない、唯一の人生なのだから、心から楽しんで生きていきたいって思うんです。

100%楽しんで、100%で泣いて、100%で突っ走って…そんな100%の感情で私はこれからを過ごしていきたいんです。

あ、でもいつも100%だったら疲れちゃうのかなぁ…!?…じゃあ時々100%グダグダもしてみる!(笑)

きっとね、すぐに全部100%でなんて難しいから、30%から50%、50%から70%…って少しずつ自分の感情、気持ちを素直に表に出せるようにしていけばいいと思います。

まずは一人でDVD見ながら、気の済むまで泣いてみる!…とかね。たまにはバカできる友達と会って、くだらない話で盛り上がって、大爆笑してみる!…とかね。

そのちょっとずつのことでいいんです、きっと。少~しずつでも、見えてくる景色が変わってくるから。(あ、ちょっと大げさに笑ったりしてみると、なぜだか楽しい気持ちが倍増してくる気がするの…!やってみて!!!)

私は、自分でも気付けていない自分がまだまだいるはず。。感情を思いっきり表現していくことで、もっと自分自身を知ることができて、もっともっと自分が自分らしくいられると思うから。

感情のままにいること、その感情を抑えずに溢れさせること、今まではできないことが多かったけれど、これからは怖れないでいようって思います。

みなさんも、100%の心で自分と向き合ってみてくださいね。

さてさて、いよいよ今週末9月15日(土)は、真崎ゆか、初のワンマンライブです!100%緊張してます!(笑)

でも、みなさんの最高の笑顔に会えるように頑張りますので、私のライブを見たことある人もまだ見たことないという人も、ぜひぜひ遊びに来てくださいね!!

週末に渋谷で会いましょう~♪


今週の真崎ゆか私服コーデ

テーマ「大人モードコーデ」
サイドスリットベスト(MURUA)…¥6,825
タイトOP…(去年のFOREVER21)
ウエストベルト(古着)…¥2,500
ピアス(dada flora)

今の時期はまだ気温が高いけど、がっつり肌見せだとどこか浮いてしまう…。そこで最近私の中で活躍しているのがMURUAのベスト。

かっちりとしたジャケットっぽい感じとスラっとしたシルエットが、大人な雰囲気を出してくれます。

スリーブ部分がかなりオシャレ♪

今期の秋冬はビジューやスタッズのものがとても多く出ているんですが、このピアスはとってもお気に入り!

パールで大人っぽさがUP!!…でもスタッズとの組み合わせなので、ひとクセつけつつ気軽に普段使いできるんですよ~♪

(モデルプレス)

真崎ゆか(まさきゆか)プロフィール

真崎ゆか
生年月日:1986年3月4日、血液型:A型、出身地:埼玉県、特技:ダンス、ハンドボール、マッサージ

2009年、ユニバーサルJで行われた日韓共同オーディションでレコード会社の目に留まる。音楽活動と並行して自身もヘビーユーザーであった人気アパレル「MURUA」でビジュアルプレス/ショップスタッフとしての活動も開始。

新世代R&Bシンガーとして2010年11月、シングル「LOVE SONG」で念願のメジャーデビュー。雑誌「JELLY」、「BLENDA」などの人気ファッション誌でも特集が組まれた。

3rdシングル「Lady Luck」(2011年7月発売)は、日本テレビ系ドラマ「ゴシップガール セカンド・シーズン」エンディングテーマに起用。さらに、4thシングル「Change Myself」(2011年8月発売)はフジテレビ系ドラマ「明日の光をつかめ2」主題歌に起用された。

2012年7月4日には、R&Bシンガー「詩音」とのせつなすぎるガールズコラボソング「SWEET PAIN feat.詩音」をリリース。楽曲に注目が集まるとともに、女性誌「JJ」の専属ブロガーモデルが出演するミュージックビデオも話題を呼んだ。



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