佐藤健×武井咲×蒼井優、豪華キャストがドレスアップで集結

2012.06.27 21:53

人気コミックの実写版映画「るろうに剣心」完成披露レッドカーペットイベントが27日都内で行われ、主演の佐藤健、武井咲、蒼井優、吉川晃司、江口洋介らが登場した。

ツンデレキャラという薫役の武井は、自身のツンデレぶりを聞かれると「いえ、そうですね……。共通するツンデレ……どうなんですかね？」と答えに窮し「素直さ、純粋さ真っ直ぐさ、けなげさは演じていてたまらなく愛おしかったですね。魅力的な女性でした」と役柄を慌てて説明していた。

レッドカーペットでは約30分のファンサービス

同作は、シリーズ累計5,700万部を突破し、テレビ放送されたアニメも爆発的人気となった漫画家・和月伸宏による原作「るろうに剣心明治剣客浪漫譚」初の実写映画化。幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられていたものの、明治の幕開けと共に姿を消し「不殺」の誓いをたて流浪人として旅をしていた伝説の剣客・緋村剣心（佐藤）が「神谷道場」の師範代を務める薫（武井）を助けたことから薫のもとで居候することになったが、町を騒がせるニセ抜刀斎との逃れられない宿命の対決へと挑んでいく。

大勢のファンが歓声とともに待ち受けるレッドカーペットに登場したキャスト一同は、ファンへの握手やサインに答え、約30分間闊歩。この日の朝6時から並んでいたファンもいたようで、蒼井は「長らくお待たせいたしました！佐藤健さん、武井咲さんです」とお茶目にメインキャストを紹介し、会場を盛り上げていた。

武井は「剣心、カッコよかったです。ぜひ楽しみに」とメッセージ。クールそうに見えた吉川は「赤い絨毯をこんなに長く歩いたのは初めて」とはしゃいでいた。

大人気のキャラクターを演じた佐藤は「子供のころに原作もアニメも見ていて、僕自身、好きなキャラクター。僕の中にある理想の剣心を演じさせていただきました」と手応えを語る。

蒼井＆佐藤が武井の偏食ぶりを暴露

「るろうに剣心」キャスト（前列左から）蒼井優、佐藤健、武井咲、吉川晃司（後列左から）青木崇高、江口洋介、田中偉登、大友啓史監督

大友啓史監督とはNHK大河ドラマ「竜馬伝」ですでに演出をつけられている蒼井が「キャストでも引き続きの方が多い中で、武井さんとお仕事が初めてという人も多かったので、現場では武井さんを一日でも早く、リラックスさせようと思っていた」と振り返ると、佐藤が「武井さんが偏食なので、食べられるものがあるお店を大人たちが探していました」と暴露。

蒼井が「結果的に、うどんがあれば大丈夫でしたね」と話すと、武井は「だってスッポンが出てきて、ハードル高くないですか？」と赤面していた。

映画『るろうに剣心』は8月25日全国公開。（モデルプレス）