<真崎ゆか「Tokyo REAL Style」 Vol.33>過去の恋愛~秘密編2~

2012.04.25 10:50

2011年度「第44回 日本有線大賞」にて「有線放送協会賞」を受賞、2011年レコチョク新人アーティストランキング第5位を獲得。2012年第1弾…叶わない恋を歌うシンガー・真崎ゆかの真骨頂「不倫」ソング「願い feat. K.J.」(3月14日発売)も話題を呼んだ。

せつなく・儚い…数々の叶わない恋をテーマにした真崎ゆかの世界観が共感を呼び、今多くの女性たちから注目されるR&Bシンガー「真崎ゆか」が放つモデルプレス連載「Tokyo REAL Style」Vol.33。

  

過去の恋愛~秘密編2~

先週から着うた配信となった私のNew Single「Lovin’you」、ダウンロードしてくださったみなさんありがとうございます!!

さてさて。
先週は私の過去の恋愛~秘密編~、予想以上に長くなってしまった為途中までとなってしまったので、今週はその続きをお届けしたいと思います。

好きになった5つ歳上の彼には、実は奥さんも子供もいた。ダメだとわかっていながらも、“好き”という気持ちがすごく大きくて、彼とはしばらく曖昧な関係を続けていた。始めは秘め事に対するスリルすら快感で、彼とのすべてが嬉しくて幸せでした。

基本的には月に3~4回、少ない時は月に2回ほどのペースで会っていた私たち。会えば会うほど、もっと一緒にいられたらな…って想いも強くなる一方でした。

半年くらいこんな調子でいたんですが、私どちらかというと熱しやすく冷めやすいタイプだったので、半年ずっと“好き”という気持ちが大きくなり続けていたことに、自分でもビックリするほどでした。

この間彼は、奥さんの話をすることはほとんどありませんでした。私からも聞くことはほとんどなかったけれど、時々、奥さんからの着信を無視している彼を見ると、好きとは違う胸の痛みがあったんですよね。

最初は二人でいる時間が楽しくてしょうがなかったのですが、いつの頃からか、“罪悪感”というものが不意に頭をよぎるようになっていたんです。

「彼は奥さんのことを本当はどう思っているんだろう…?」
「私とのことを今後どうしていくつもりなんだろう…?」

そんなこと、聞きたくても聞けなかった。。だって、そんな話をするめんどくさいヤツだと思われたくなかったし、もし聞いて本当のことを彼が口にした時に「やっぱり奥さんが大事だ」なんて言って会えなくなった日には、きっとショックでどうしていいかわからなくなるだろうな…って思ったから。。

奥さんから彼を奪おうっていう気はまったくなかったし、彼の家庭を壊すなんて考えられなかった。じゃぁ私は一体どうしたいんだろう…。

会いたい時に会えない。。淋しいと言いたいのに言えない。。堂々と手を繋いで歩きたいのにそれもできない。。彼が「ごめんね」って言う度に、私は「大丈夫だよ」って強がって言う。本当は全然強くなんかないのに。。

“胸が締めつけられる”ってこういうことか…!!って思うくらい、夜部屋に一人でいる時は恋しくて恋しくてしょうがなくて、「こんなに好きなのに…」って勝手にボロボロと涙が出てきちゃってました。。

彼への気持ちが大きくなるにつれて、悲しくて不安で苦しくてしょうがなくなるんです。。

自分の淋しさを埋める為、自分の心を満たす為に会っていたハズなのに。会えば会うほど好きになるのに、想えば想うほど苦しくなる。気持ちのやり場がどこにもなかった。

でも、奪う気もなければ、別れる勇気もない。私、どうしたらいいのー!!!

まるで迷路みたいに、ぐるぐると、悩んで立ち止まって途方にくれて泣いて…を3ヵ月くらい繰り返していたな…。そんな、臆病で自分勝手で、情けない私でした。

結局この恋の終わりは、私から告げました。会えない淋しさと、未来の見えないモノを追い続けることへの不安と、罪悪感に押し潰されそうだったから。罪も涙もすべて背負っていける…そう考えたこともあったけれど、良くも悪くも私はそこまで強くはなれなかった。

客観的に見れば、そんなのはじめからちゃんと別れを選んでいれば…って、そう感じると思います。“好きだからしょうがない”で済む話ではまったくないのだけれど、でもやっぱり“好き”の気持ちで動いてしまっていたんです。

自分で悲しみや苦しみを感じ、自分が傷つかなければ、それが過ちだと気付けないこともあるんだ。…そんなことを感じた恋でした。

またひとつ心に恋の傷跡ができて、たしかに“経験”としては増えたかもしれません。今振り返れば「ほろ苦い思い出だな~」なんて、過去の自分を笑い飛ばすこともできます。

でも、真剣に誰かを好きになった傷跡は意外と深くて、そうして色んな恋の傷跡が増えるたびに臆病になっていく自分もいるわけです。

大人になったらもっと上手に恋できるものだと思ってました(笑)。そしたら臆病さが故にカケヒキばっかりしている私がいました。そのうち何かを勘違いして、カケヒキがうまくなれば恋愛も上手くいくんじゃないか…とも思っていました(苦笑)。

もちろんそれで上手くやっていて、尚かつそれで幸せを感じている人もいるんでしょうけど。私が今思うことは、決して、カケヒキが上手くなりたい…とかそういうことではありません。

“相手を探る”んじゃなくて、“相手を知ろうとする”。“作り笑いをする”んじゃなくて、“自然と笑顔が溢れちゃうような空気を作る”。

なんかうまく言えないんですが、そんな感じ。お互いに純粋に愛し合い、思いやる気持ちをもって向き合っていける、そんなパートナーと出逢い、そして歩んでいきたいもんですね。

以上、私の過去の恋愛~秘密編~でした!

さて、本日25日からは、New Single「Lovin’you」の着うたフルが配信開始となります!一曲を通して聴いてもらうと、主人公の女性の“強い愛”と叶わぬ恋への“悲しみや苦しみ”との大きな葛藤にもがいている様子を感じ取っていただけるんじゃないかな…と思います。ぜひぜひフルで聴いてみてくださいね!


今週の真崎ゆか私服コーデ

テーマ「フェミニン&ラフコーデ」
ニットTOPS…¥2,980
ワンピ(古着)…¥2,000

ワンピをマキシ丈スカートとして使っています。

ニットTOPSとマキシ丈スカートでとってもラフなんだけど、フェミニンな組み合わせ。

ミントグリーンを取り入れて、今年らしくコーディネートしてみました。

真崎ゆかプロフィール
真崎ゆか
生年月日:1986年3月4日、血液型:A型、出身地:埼玉県、特技:ダンス、ハンドボール、マッサージ

2009年、ユニバーサルJで行われた日韓共同オーディションでレコード会社の目に留まる。音楽活動と並行して自身もヘビーユーザーであった人気アパレル「MURUA」でビジュアルプレス/ショップスタッフとしての活動も開始。

新世代R&Bシンガーとして2010年11月、シングル「LOVE SONG」で念願のメジャーデビュー。雑誌「JELLY」、「BLENDA」などの人気ファッション誌でも特集が組まれた。

3rdシングル「Lady Luck」(2011年7月発売)は、日本テレビ系ドラマ「ゴシップガール セカンド・シーズン」エンディングテーマに起用。さらに、4thシングル「Change Myself」(2011年8月発売)はフジテレビ系ドラマ「明日の光をつかめ2」主題歌に起用された。

K.J.(KOHEI JAPAN)をフィーチャリングに迎えた5thシングル「願い feat. K.J.」(3月14日発売)は、叶わない恋を歌うシンガー・真崎ゆかの真骨頂「不倫」をテーマにした禁断のラブソングとなっており、現在絶賛発売中。(モデルプレス)



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