＜紅白リハ2日目＞SMAP、史上初の大胆演出を語る

2011.12.30 15:26

人気アイドルグループ・SMAPが30日、東京・渋谷のNHKホールで開催された「第62回NHK紅白歌合戦」のリハーサル後、報道陣の取材に応じた。

木村拓哉は「2011年は日本としても世界的にも、色々考えるべきタイミングだったと思います。こういう形で傷ついた人が前に進む力に自分達がなれるんであれば、全力でやりたいと思う」とコメント。2年連続通算4度目の大トリをつとめることについては「一番最後に歌うということがどんなにすごいことかは自分で知ってるので、しっかり締まるようにやりたい。素敵な年末、新年を迎えましょう」と意気込んだ。

◆SMAP史上初の演出も

今年の「紅白」のテーマは「あしたを歌おう。」。今年デビュー20周年を迎えたSMAPは、「SMAP AID 紅白SP」と題したスペシャルメドレーを披露する。

香取慎吾は「震災直後に歌を歌っていいのか迷ったけど、日本中のみんなの力で紅白が始まる。自分たちがたまたま20周年ということが背中を押してくれました」とコメント。稲垣吾郎は「今回の曲は心と心のつながりや笑顔がテーマ。みなさんにパワーや癒しを与えられるように頑張りたいです」と語った。

来年への意気込みを問われた中居正広は「僕らはまだまだ歩いていかなきゃいけない。またいろんな方に恩返しができれば」。草なぎ剛は2011年を振り返り「日本が1つになることを再認識した1年。明るい未来へ向けて、明日は精一杯やろうと思います」と笑顔を浮かべた。

また、今年はステージから客席に降りて歌唱するというSMAP史上初の演出も準備。メンバーはデビュー当時を振り返り「前に客席で手旗を振ったことはあるけど、SMAPとしては初ですね」（木村拓哉）、「まったく映ってなかったよね。20年以上前のことです」（中居正広）と口々に語った。

「第62回NHK紅白歌合戦」は、31日（土）19時15分から23時45分までNHK総合・ラジオ第1にて放送。※20時55分－21時にニュース中断あり（モデルプレス）

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