上野樹里、大河ドラマ主演を無事卒業　スタッフへの不満もチラリ

現在放送中の大河ドラマ第50作「江～姫たちの戦国～」で主人公・江を演じる上野樹里は、次作「平清盛」で新しい清盛像に挑む松山ケンイチに対し「今までにない松山さんが見れると思いますし、江の作風とはまったく違うものになると思います。体力的にも大変だと思いますが、日本中のみなさんが応援していると思いますので最後まで頑張ってください」とコメント。

エールを受けた松山ケンイチは「上野さんから励ましの言葉いただき身が引き締まります。応援よろしくお願いします」と決意を新たに。「ドラマや映画は心の栄養剤。生きることに夢中になったらどうかという事がテーマですので、たくさんの方に見て欲しいです」と意欲を燃やした。

◆主演作の終わりを実感

恒例となっているドラマゆかりの地にちなんだ名産品交換では、上野樹里が福井県の冬の味覚「越前ガニ」を贈呈。松山ケンイチは広島県熊野町生産の化粧筆「熊野筆」を贈った。

マスタードカラーのワンピースで登場した上野樹里は、清盛の扮装に身を包んだ松山ケンイチを前にして「とてもオンエアが楽しみです。美術も江と全く違うので、ガラッと違う世界が見れると思います」と笑顔。「江～姫たちの戦国～」は残すところあと4話となるが「バトンタッチ式に参加して、ようやく江も終わるのだなと実感しました」と感慨深げに語った。

◆スタッフへの不満もチラリ

また、長期に及ぶ撮影での体調管理法を問われた上野樹里は「体のストレッチをしたり、水を飲んだりうがいしたり・・・体調とメンタルのバランスを取ることが大事です」とアドバイス。

一方、現在撮影真っ盛りの松山ケンイチは「一番大事なのは時間通り終わって家に帰ること。ダラダラとやっちゃ体もたないですよね！」と冗談まじりにスタッフへ呼びかけ。上野樹里もそれに続き「制作さんはお菓子を用意しないので、自分たちで持ち寄って気分を変えてました」と不満を漏らし笑いを誘った。

「江～姫たちの戦国～」は11月27日に最終回を放送。平安時代末期を夢中に生きた逞しき男たちの人間模様を描く「平清盛」は1月8日よる8時より、初回74分拡大版でスタートする。（モデルプレス）